袁祁王(をけのみこ=顕宗天皇)縦480px
置目老媼への慈しみは尋常ではないが、激情家らしい対応とも言えなくもないか。

兄に譲られて皇位に就いた第二十三代顕宗天皇は、まず第二十一代雄略天皇に惨殺された父イチノベノオシハの遺骨の回収をしようと考えたものの、遺骸が捨て置かれた詳細な場所が分からなかったところに、ある媼が「ここにあるよん」と言ったので、探してみると、確かに父の特徴のある遺骨だったので、媼を褒め称えた時に放ったと思われる一言。

顕宗天皇は、その媼に置目老媼という名を与え、宮殿の近くに住まわせ、慈しみました。

【この一言の出典】
因果応報を実行する顕宗天皇 窮地での弁当強奪犯を死刑にし、その一族にも処罰

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20.顕宗天皇 - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

顕宗天皇、大恩ある媼を毎日召していた時に歌った歌
顕宗天皇「ばあちゃん行っちゃうんか? さびし~」

【関連キャラ】
顕宗天皇 - 父の復讐に燃え、雄略陵破壊を目論む激情家

【古事記の神・人辞典】
顕宗天皇