多遅摩比多訶(たじまひたか)

『古事記』に記載のある男性。

父は但馬の豪族だと思われるタジマヒラナキ。渡来してきた新羅王子・天日矛の玄孫。

兄弟に、第11代垂仁天皇に仕えたタジマモリキヨヒコがいる。

姪(弟キヨヒコの娘)であるスガカマユラドミと結婚、タカヌカヒメをもうける。

タカヌカヒメは、第14代仲哀天皇の皇后となる神功皇后の母。自身は神功皇后の祖父となる。

【主な登場場面】
新羅の国王の子がやって来た! 虐待した日本人妻が逃げたので追って来た!

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