須須許里(すすこり)

『古事記』に記載のある男性。

またの名を仁番(にほ)。

第15代応神天皇の頃の百済の人。酒造に長けていた。

当時の百済の国王・照古王が日本との交流に積極的だったこともあってか、応神天皇の頃、渡来し、造った酒を天皇に献上。しこたま酔っぱらった天皇が歌を残す。

秦の造、漢の直の祖。

【主な登場場面】
応神天皇、百済に「賢いヤツがいたら、差し出せや」 ヒト・モノ・カネ動く

【関連記事】 
古事記から読み解く蘇我稲目と、都塚古墳―その祖・建内宿禰と半島とのかかわり