葛城之高額比売（かつらぎのたかぬかひめ）

『古事記』に記載のある女性。

父は渡来した新羅王子・天日矛の玄孫であるタジマヒタカ、母はその姪にあたるスガカマユラドミ。

伯父に、第11代垂仁天皇に仕えたタジマモリがいる。

第14代仲哀天皇の皇后となる神功皇后の母。天皇家の系譜も参照。

第9代開化天皇の玄孫にあたるオキナガノスクネと結婚し、神功皇后、ソラツヒメ、オキナガヒコをもうける。

【主な登場場面】
・実子に後妻寝取られ反逆される故・神武天皇　直系が奮起して乱を平定

【タカヌカヒメを祀る神社】
・往馬坐伊古麻都比古神社 - 大嘗祭の火燧木を献上する奈良生駒山の火の神、10月に火祭り
・科長神社 - 神功皇后所用の雛形の兜、小野妹子の墳墓に隣接、7月に神輿・だんじり
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