日子刺肩別命(ひこさしかたわけのみこと)

『古事記』に記載のある男性皇族。

父は第7代孝霊天皇、母はその妃であるオオヤマトクニアレヒメ

同母姉弟にヤマトトモモソヒメオオキビツヒコヤマトトトワカヤヒメがいる。

高志(こし)の利波(となみ)の臣、豊国の国前の臣、五百原の君、角鹿の済の直の祖。

【主な登場場面】
実子に後妻寝取られ反逆される故・神武天皇 直系が奮起して乱を平定

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【ヒコサシカタワケを祀る神社】
天佐自能和気神社 - 第7代孝霊天皇の皇子と母を祀る、洪水を治める神「光徳寺さん」
西奈彌神社 - 気比大神「よき背の波かま」、9月に屋台・おしゃぎりの瀬波大祭
荊波神社(南砺市) - 東大寺大仏建立に尽力、当地開拓の利波臣志瑠志が祖を奉斎
荊波神社(砺波市) - 奈良時代の資料に記載、万葉舞台とも、江戸時代には白山社
臼谷八幡宮 - 往昔は藪波里と呼ばれた地、式内・荊波神社とも、社殿後方に大杉