萬幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)
『古事記』に記載のある女神。
古事記以外では、栲幡千千媛萬媛命、天萬栲幡媛命、栲幡千幡姫命、栲幡千々姫命、栲幡千千姫命、拷幡姫命などとも。
タカミムスヒノカミの娘。
アマテラスの息子であるアメノオシホミミと結婚し、アメノホアカリとニニギをもうける。
アメノホアカリは尾張国造の祖に、ニニギは天孫として、葦原の中つ国に降臨する。天皇家の系譜参照。
【主な登場場面】
・どこまでも降臨したくない息子にアマテラス「じゃあ、孫にすっか」
【ヨロヅハタトヨアキツシヒメを祀る神社】
・竹佐々夫江神社 - 三重県明和町、鶴と稲穂の伝説ある元伊勢「佐佐牟江宮」伝承地
・都美恵神社 - 出雲民族が開拓した伊賀の地に鎮座する、出雲系の神で元伊勢の一つ
・神戸神社 - 式内社「比地神社」を合祀した、真名井伝承ある元伊勢「穴穂宮」候補地
・伊勢神社 - 岡山の元伊勢「名方浜宮」、宇喜多秀家の戦勝祈願参拝を神事に伝える
・天手長男神社 - 江戸期に再興された式内社・壱岐国一宮、当時の比定に疑義あり?
・椿大神社 - サルタヒコの本宮とされる伊勢国一宮、境内末社で松下幸之助を祀る
・吉野水分神社 - 秀頼、宣長らが授かった「子守明神」、聖母二柱祀る世界遺産の古社
・伊豆山神社 - 皇室の崇敬厚く、源頼朝と政子のロマンスゆかりの熱海パワースポット
・泉穴師神社 - 和泉国二宮は泉州紡績業の守護神、織田信長の朱印状が残る古社
・岩屋神社(京都市) - 陰陽二つの巨巌、ニギハヤヒとその両親神を祀る、縁結びなどの神
・意富比神社 - 「千葉のお伊勢さん」船橋大神宮、ヤマトタケル創建、けんか相撲や灯明台
・敷地神社 - わら天神宮で知られる安産の神、京ブランド食品「うぶ餅」、神事・北山お弓祭
・天照皇大神宮 - 仲哀天皇を祟り殺した「九州の伊勢」、北九州の主要神社を巡る深い由緒
・神柱宮 - 日本最大の荘園になる地に、平安期に少女の神がかりの神託で伊勢神宮を勧請
・山口大神宮 - 大内義興が勅許を得て伊勢神宮を勧請、創建500年の2020年に式年遷宮か
・木幡神社(館山市) - 景行天皇の時代の創建、安房国司祭に参加、「滝川のびゃくしん」
・夜疑神社 - 弥生時代からの聖地、八木氏の祖神を奉斎、唐臼のタブーと雨乞い
・長谷山口坐神社 - 倭姫命が滞在中に天手力雄神などを奉斎、大和六所山口の一つ
・高橋神社(奈良市) - 料理人の祖神を奉斎した高橋氏の氏神、崇神朝疫病で祭祀
・山之坊山口神社 - もとは耳成山鎮座の耳成山天神宮、江戸中期に下山して現在地に
・穂雷神社 - もとは火雷神を奉斎、廣瀬大社を勧請とも、伊勢内宮にならう
・磯部稲村神社 - 光圀も愛でた天然記念物のサクラ、多くの女神で安産の神
・阿治古神社 - 豊臣秀吉から「流れ瓢箪」を許された渡御祭は7月中旬の3日間
・丹生神社(多気町) - 縄文からの丹生鉱山、祈雨・祈晴の神、神宮古材と伊勢椿
・内野神明宮 - もとの「宇治乃」の地、神宮の宇治の御厨とも、式内論社
・有玉神社 - 田村麻呂の創建伝承、徳川家康の愛馬寄進以来の400年続く流鏑馬神事
・須智荒木神社 - 安寧皇子を祖神とする一族が開拓し奉斎、伊賀五大社、芭蕉も一句
・勝手神社(木津川市) - 木津川南岸鎮座の鹿背山明神、境内に国神社合祀の春日社
・機物神社(交野市) - 渡来の織物生産者の祖神、七夕伝説発祥の中心、7月に七夕祭
・忠岡神社 - 源平期の伝説、金運上昇の御神木「みいさん」、句碑、秋にだんじり
・古千谷天祖神社 - 氷川社とともに開村以来の鎮守、明治に村社氷川社の摂社に
・壹宮神社(大山町) - 社名は瓊瓊杵命誕生にちなむ、山陰に珍しい天孫降臨伝承
・天手長比売神社 - 「天の川」伝承、5柱を祀った幡宮・五所姫大明神、合祀後跡地
・手長比賣神社 - もとは棚河大明神、本宮八幡の神と石礫を投げて領田を競った伝説
・爾自神社 - 神功皇后が祈願、平戸藩も受け継いだ「東風石」、江戸前期の石燈籠
・伊勢田神社 - 風土記記載社、国つ神から天つ神へ、近世は梵天王社、10月秋季大祭
・加賀神明宮 - 大聖寺惣鎮守、もとは山下神社、江戸後期の拝殿、特徴的な境内社
・須倍神社 - 都田御厨の地、内宮と外宮、69社合祀、10月例大祭で山車引き回し
・乎豆神社 - 引佐郡家、刑部の地、後に伊勢御厨の神明宮、広大な社域あった大社
・幡井神社 - 奈良後期の勧請、もとは機織の神か、本殿の精緻な彫刻、大タブノキ
・廣幡神社(菰野町) - 菰野藩主が子の全快で勧請した正八幡宮、江田社などを合祀
・諏訪神社(越前市五分市町) - 式内・須波阿須疑神社三座の論社が分かれた下の宮
【関連記事】
・『倭姫命世記』(4) - トヨスキイリビメ「笠縫邑」から丹後へ 大和に戻り引退へ
『古事記』に記載のある女神。
古事記以外では、栲幡千千媛萬媛命、天萬栲幡媛命、栲幡千幡姫命、栲幡千々姫命、栲幡千千姫命、拷幡姫命などとも。
タカミムスヒノカミの娘。
アマテラスの息子であるアメノオシホミミと結婚し、アメノホアカリとニニギをもうける。
アメノホアカリは尾張国造の祖に、ニニギは天孫として、葦原の中つ国に降臨する。天皇家の系譜参照。
【主な登場場面】
・どこまでも降臨したくない息子にアマテラス「じゃあ、孫にすっか」
【ヨロヅハタトヨアキツシヒメを祀る神社】
・竹佐々夫江神社 - 三重県明和町、鶴と稲穂の伝説ある元伊勢「佐佐牟江宮」伝承地
・都美恵神社 - 出雲民族が開拓した伊賀の地に鎮座する、出雲系の神で元伊勢の一つ
・神戸神社 - 式内社「比地神社」を合祀した、真名井伝承ある元伊勢「穴穂宮」候補地
・伊勢神社 - 岡山の元伊勢「名方浜宮」、宇喜多秀家の戦勝祈願参拝を神事に伝える
・天手長男神社 - 江戸期に再興された式内社・壱岐国一宮、当時の比定に疑義あり?
・椿大神社 - サルタヒコの本宮とされる伊勢国一宮、境内末社で松下幸之助を祀る
・吉野水分神社 - 秀頼、宣長らが授かった「子守明神」、聖母二柱祀る世界遺産の古社
・伊豆山神社 - 皇室の崇敬厚く、源頼朝と政子のロマンスゆかりの熱海パワースポット
・泉穴師神社 - 和泉国二宮は泉州紡績業の守護神、織田信長の朱印状が残る古社
・岩屋神社(京都市) - 陰陽二つの巨巌、ニギハヤヒとその両親神を祀る、縁結びなどの神
・意富比神社 - 「千葉のお伊勢さん」船橋大神宮、ヤマトタケル創建、けんか相撲や灯明台
・敷地神社 - わら天神宮で知られる安産の神、京ブランド食品「うぶ餅」、神事・北山お弓祭
・天照皇大神宮 - 仲哀天皇を祟り殺した「九州の伊勢」、北九州の主要神社を巡る深い由緒
・神柱宮 - 日本最大の荘園になる地に、平安期に少女の神がかりの神託で伊勢神宮を勧請
・山口大神宮 - 大内義興が勅許を得て伊勢神宮を勧請、創建500年の2020年に式年遷宮か
・木幡神社(館山市) - 景行天皇の時代の創建、安房国司祭に参加、「滝川のびゃくしん」
・夜疑神社 - 弥生時代からの聖地、八木氏の祖神を奉斎、唐臼のタブーと雨乞い
・長谷山口坐神社 - 倭姫命が滞在中に天手力雄神などを奉斎、大和六所山口の一つ
・高橋神社(奈良市) - 料理人の祖神を奉斎した高橋氏の氏神、崇神朝疫病で祭祀
・山之坊山口神社 - もとは耳成山鎮座の耳成山天神宮、江戸中期に下山して現在地に
・穂雷神社 - もとは火雷神を奉斎、廣瀬大社を勧請とも、伊勢内宮にならう
・磯部稲村神社 - 光圀も愛でた天然記念物のサクラ、多くの女神で安産の神
・阿治古神社 - 豊臣秀吉から「流れ瓢箪」を許された渡御祭は7月中旬の3日間
・丹生神社(多気町) - 縄文からの丹生鉱山、祈雨・祈晴の神、神宮古材と伊勢椿
・内野神明宮 - もとの「宇治乃」の地、神宮の宇治の御厨とも、式内論社
・有玉神社 - 田村麻呂の創建伝承、徳川家康の愛馬寄進以来の400年続く流鏑馬神事
・須智荒木神社 - 安寧皇子を祖神とする一族が開拓し奉斎、伊賀五大社、芭蕉も一句
・勝手神社(木津川市) - 木津川南岸鎮座の鹿背山明神、境内に国神社合祀の春日社
・機物神社(交野市) - 渡来の織物生産者の祖神、七夕伝説発祥の中心、7月に七夕祭
・忠岡神社 - 源平期の伝説、金運上昇の御神木「みいさん」、句碑、秋にだんじり
・古千谷天祖神社 - 氷川社とともに開村以来の鎮守、明治に村社氷川社の摂社に
・壹宮神社(大山町) - 社名は瓊瓊杵命誕生にちなむ、山陰に珍しい天孫降臨伝承
・天手長比売神社 - 「天の川」伝承、5柱を祀った幡宮・五所姫大明神、合祀後跡地
・手長比賣神社 - もとは棚河大明神、本宮八幡の神と石礫を投げて領田を競った伝説
・爾自神社 - 神功皇后が祈願、平戸藩も受け継いだ「東風石」、江戸前期の石燈籠
・伊勢田神社 - 風土記記載社、国つ神から天つ神へ、近世は梵天王社、10月秋季大祭
・加賀神明宮 - 大聖寺惣鎮守、もとは山下神社、江戸後期の拝殿、特徴的な境内社
・須倍神社 - 都田御厨の地、内宮と外宮、69社合祀、10月例大祭で山車引き回し
・乎豆神社 - 引佐郡家、刑部の地、後に伊勢御厨の神明宮、広大な社域あった大社
・幡井神社 - 奈良後期の勧請、もとは機織の神か、本殿の精緻な彫刻、大タブノキ
・廣幡神社(菰野町) - 菰野藩主が子の全快で勧請した正八幡宮、江田社などを合祀
・諏訪神社(越前市五分市町) - 式内・須波阿須疑神社三座の論社が分かれた下の宮
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