天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(あめのにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎ)

『古事記』に記載のある男神。

アマテラスの息子である五男三女神アメノオシホミミと、タカミムスヒノカミの娘であるヨロヅハタトヨアキツシヒメの子。兄にアメノホアカリがいる。

そもそも葦原の中つ国が騒がしいから降臨したくないと言っていた父アメノオシホミミだったが、葦原中国平定(国譲り)が完了してからも乗り気ではない様子で、再度のアマテラスからの要請を受けて、「子どもができたから、子どもに行かせたい」と推挙。これがアマテラスの孫にあたるので天孫のニニギ。これにより、天孫降臨となる。

天孫降臨では、多くの神々が祖母のアマテラスより随員として託された。また、八咫鏡を託され、アマテラスと思って祀ることと命じられた。伊勢の神宮の内宮の起源。さらに、トヨウケビメノカミが伊勢神宮の外宮の度相(わたらい)に鎮座した、とある。伊勢の神宮の外宮の始まり。

降臨しようと思ったら、不気味な光が見えたので、アメノウズメにその神の名を聞いてきてもらったら、サルタヒコだった。

天浮橋を経由し、降臨したら、国津神が待ち構えていて、アメノオシヒノミコトアマツクメノミコトが配下になった。

アメノウズメにサルタヒコを実家に送らせ、名前を継ぐ、つまり結婚を勧め、夫婦にさせた。

サクヤに一目惚れして求婚。サクヤの父であるオオヤマツミも乗り気で、サクヤとともに、サクヤの姉であるイワナガもあわせて嫁入りさせたが、イワナガはサクヤとは似つかぬブサイクだったので、ニニギはイワナガだけ実家に帰す。

これに怒ったオオヤマツミはニニギの家系に寿命を生じさせた。天の神の家系に寿命がある因縁譚となる。

無事にサクヤとの初夜を迎えた結婚二日目、サクヤから妊娠したとの報告を受けるが、お腹の子が自分のものではないのかと疑う。

サクヤは大変傷つき、天の御子との子であればどんなことしても生まれると誓約し、産屋に火を放って、燃え盛る火の中で、三人の子を産む(火中出産)。それが無戸室(宮崎県・西都市)とされる。

その三人の子が、海幸彦ホスセリノミコト山幸彦であり、山幸彦の孫が初代天皇である神武天皇

『古事記』には陵の記載はないが、宮内庁により可愛山陵古墳(鹿児島県・薩摩川内市)が「可愛山陵」として治定されている。これとは別に、「北川陵墓参考地」や、男狭穂塚(宮崎県・西都市)が「男狭穂塚陵墓参考地」として管理されている。

いわゆる地神五代の三番目で、降臨した天孫、ということで、現在まで連なる天皇家の直接の祖となる(天皇家の系譜)。

天孫降臨に際しての五伴緒
アメノコヤネ - 天岩戸隠れの時、祝詞を唱え、鏡を差し出す
イシコリドメ - 天岩戸隠れの時、八咫鏡を制作
フトダマ - 天岩戸隠れの時、占う。鏡を差し出す
タマノオヤ - 天岩戸隠れの時、八尺瓊勾玉を制作
アメノウズメ - 天岩戸隠れの時、ストリップショーでストリッパー

天孫降臨で三種の神器に添えられた三柱の神
オモイカネ - 高天原の知恵袋
アメノタヂカラオ - 天岩戸隠れの時、岩戸の陰に隠れ、岩戸を開く
アマノイワトワケノカミ - 天岩戸そのもの?

【主な登場場面】
どこまでも降臨したくない息子にアマテラス「じゃあ、孫にすっか」
孫かわいさにものすごい陣容を用意したアマテラス「いってらっしゃーい」
天孫降臨、ニニギ日向の高千穂に立つ! ケッコー普通でしたね、降臨
日本史上初の国際結婚? いきなり未亡人のアメノウズメが取った行動とは?
ニニギの嫁取り いきなり妻のお腹の子を他の男のものでは?と疑う

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【ニニギを祀る神社】
豊受大神宮 - 伊勢の神宮のもう一つの正宮・外宮、先祭や外宮から参拝のしきたり
浅間神社(笛吹市) - 「一宮さん」で親しまれる大神幸祭で有名な甲斐国一宮
北口本宮冨士浅間神社 - ヤマトタケル由来の浅間大神、以前は諏訪の神の地?
穂高神社 - 「日本アルプスの総鎮守」山の神も、御祭神は日本を代表する海神
天津神社 - 景行の御世の創建と伝えられる、天孫降臨に関わる神々を祀る越後国一宮

射水神社 - 御祭神はニニギ、万葉集に大伴家持の歌が収録される、越中国一宮の古社
梅宮大社 - 橘氏の氏神、酒造の神オオヤマツミとその娘サクヤ、婿ニニギ、孫の山幸彦
天岩戸神社 - 天岩戸隠れの神話そのままの世界広がる、11月には高千穂の夜神楽も
霧島神宮 - 高千穂峰の南側に鎮座する、天孫降臨・ニニギを主祭神とする古社
鵜戸神宮 - 初代神武天皇の父ウガヤフキアエズ誕生の地、境内にはその陵墓も

吉野水分神社 - 秀頼、宣長らが授かった「子守明神」、聖母二柱祀る世界遺産の古社
太歳神社 - 漫画『朝霧の巫女』のモデル、秋祭りが有名 平安初期創建の古社
熊野本宮大社 - 熊野三山の一つ、「神を父に仏を母に」に祀る「人生甦りの地」
熊野速玉大社 - 「結婚の儀」を定めたイザナギ・イザナミが鎮まる「甦りの旅」
熊野那智大社 - 命の根源たる水が豊富な「那智大瀧」を仰ぐ信仰、熊野三山の一つ

新田神社(薩摩川内) - 薩摩国一宮、八幡五所別宮からニニギ陵を祀る皇祖神の神社へ
椿大神社 - サルタヒコの本宮とされる伊勢国一宮、境内末社で松下幸之助を祀る
佐太神社 - 出雲国二宮、出雲大社と並び称される三大社の一つ、「佐陀神能」も有名
箱根神社 - 7月31日、九頭龍伝説が今に残る、芦ノ湖畔にある源頼朝ゆかりの古社
小野神社(多摩市) - 古くからの武蔵国一宮、現在も一宮として祭典・祈祷に参加

豊受大神社 - 福知山市大江町の元伊勢三社の一社で、伊勢神宮外宮の元宮の伝承
比沼麻奈為神社 - トヨウケビメノカミが天降った伊勢の神宮外宮元宮、元伊勢の一つ
檜尾神社 - 元伊勢「甲可日雲宮」伝承地、ニニギの青龍伝説とサルタヒコの御田植祭
大間国生神社 - 神宮125社、外宮・摂社 序列2位、伊勢氏の祖である大若子命、乙若子命
草奈伎神社 - 神宮125社、外宮・摂社 序列1位、ニニギが越の国平定に使用した剣の霊

聖神社(和泉市) - 信太の森付近の和泉国三宮、社殿は江戸初期の片桐且元による造営
伊豆山神社 - 皇室の崇敬厚く、源頼朝と政子のロマンスゆかりの熱海パワースポット
許波多神社(五ヶ庄) - 勝運の神、過去に競馬の神事や関連神像で「馬の神社」
葛木坐火雷神社 - 通称「笛吹神社」、火の神、笛・音楽の神を祀る式内名神大社
木嶋坐天照御魂神社 - 「蚕の社」として知られる祈雨の神、京都三鳥居の珍しい鳥居も

日枝神社・大水別神社 - 近江国式内社「大野神社」の論社の一社、同一社地に相殿
二宮神社(甲府市) - 江戸期より御祭神変わらず奉斎される、創建1200年の古社
大野神社(鏡野町) - 大正期に近隣の複数の村社を合祀して創建された女山北麓の神社
稲毛浅間神社 - 千葉市の創建1200年を超える古社、安産子育て・家内安全の神
葛城御県神社 - ニニギを奉斎していた式内の古社、大和六処御県神社の一つ、明治期に復祀

三ヶ所神社 - しゃくなげと神話彫刻の社、天孫降臨の伝承が残る二子山と9合目の奥宮
幸神社 - 京都の鬼門守護・出雲路道祖神、「御石さん」は縁結び、浮気封じの信仰
武蔵御嶽神社 - 東京青梅の武蔵御岳山に鎮座する古くからの山岳信仰の聖地、愛犬祈願も
高千穂神社 - 「高千穂の夜神楽」で有名な高千穂八十八社の総社、日向三代などを祀る
真山神社 - 「男鹿のナマハゲ」の元祖が今は「なまはげ柴灯祭り」に、景行期創建の古社

築土神社 - 将門ゆかりの勝守が有名な勝運と武勇長久の神、日本武道館の氏神、中坂天神
日向大神宮 - 顕宗天皇の勅願で創建、応仁の乱で衰微も復興して交通安全祈願で有名に
闘鶏神社 - 熊野三山の全ての御祭神を祀る別宮的な存在、湛増と弁慶ゆかりの勝負の神
烏森神社 - 将門の乱を鎮めた藤原秀郷が神恩感謝で創建、明暦の大火乗り越え江戸期に興隆
狭野神社 - 第5代孝昭天皇の時代に、神武天皇生誕の地で創建された、パワースポット

神柱宮 - 日本最大の荘園になる地に、平安期に少女の神がかりの神託で伊勢神宮を勧請
青島神社 - 山幸彦が竜宮城から戻った地、縁結びのご利益と、南国風の御朱印帳が人気
浅間神社(三島市) - 伊豆国三宮から二宮に昇格した三嶋大社の別宮、境内に芝岡神社
都萬神社 - 「妻」は「投馬国」? ニニギの妻サクヤを祀る、日向国二宮かつ総社の可能性
甲斐奈神社(甲府市) - 綏靖期に白山大神を祀り、浅間神を合祀した「理」と「和」の神

紫尾神社(出水市) - 江戸期の勧請、薩摩藩主島津氏の崇敬、兵六踊りや田の神舞など
淡海国玉神社 - 惣社大明神と呼ばれた遠江国総社、三式内社を合祀、飛地境内二社も式内社
常陸國總社宮 - 天平年間の創建、太田道灌・佐竹義宣らが軍配を奉納した「明神さま」
槵触神社 - 天孫降臨の候補地の一つ、神話にちなむ周辺史跡、以前の秋祭りでは相撲も
紫尾神社(さつま町) - 紫尾山山頂の「上宮」に対する「下宮」、修験道の聖地の一つ

高瀧神社(市原市) - 高滝ダム近くに鎮座、賀茂社から勧請した賀茂明神、喧嘩祭りも
大神神社(栃木市) - 室の八嶋で知られる下野国総社、崇神期に奈良・大神神社を勧請
六所神社(市川市) - 下総国総社、国府台の跡地は下総総社跡として市の史跡指定
霧島岑神社 - 霧島六社権現の中心として栄える霧島信仰の核、日向三代とその后神を祀る
東霧島神社 - イザナミの死にイザナギが流した涙が固まった神石や大クスが有名な古社

霧島東神社 - 高千穂峰の山頂「天之逆鉾」が社宝、祓川神楽が伝わる崇神朝の創建の古社
新屋坐天照御魂神社(西福井) - 崇神朝の創建、藤原鎌足も参詣した歴史ある名神大社
新屋坐天照御魂神社(宿久庄) - 神功皇后期に西福井を分祀、式内「一座」の石碑
生目神社(宮崎市) - 「日本一社」の眼病に霊験あらたかな神、黄心樹・楠・銀杏など
昊天宮 - 肥前国彼杵郡・大村藩総鎮守、7月には祇園祭・夏越祭、10月にはおくんち大祭

一宮浅間神社 - 名神大社・甲斐国一宮ではないかもしれないが、崇敬され続けてきた古社
御岩神社 - 『常陸国風土記』に記載がある奥宮と式内社の中宮、徳川光圀の崇敬と三本杉
太平山神社 - 垂仁期に創祀、平安初期に創建の、さくら・あじさい・紅葉で有名な古社
荒穂神社(基山町) - 基肄城跡、五十猛命の伝承が多い「植林発祥之地」、9月に御神幸祭
宮浦宮 - 神武天皇のお手植え後継の樹齢1000年を超す夫婦銀杏が有名、鹿児島大隅の式内社

雷神社(糸島市) - 垂仁天皇が敵国降伏の神として創建、雨乞いの神としても知られる古社
四十九所神社 - 薩摩の古社、中学生が馬に乗って駆け弓矢で的を射る、900年来の流鏑馬
老神神社(人吉市) - 平安初期創建の相良氏代々の産宮、藩主渾身の江戸初期社殿が重文
山口大神宮 - 大内義興が勅許を得て伊勢神宮を勧請、創建500年の2020年に式年遷宮か
比都佐神社 - 山王七社の十禅師宮を勧請した久野大明神、鎌倉期の石塔と「ほいのぼり」

須須神社 - 義経の笛と弁慶の小刀が伝わる能登の日本海守護の神、寺家の日本一のキリコ
金剱宮 - 枝ぶりに龍神、金運神社としても知られる義経ゆかりの古社、秋は「ほうらい祭」
白鬚田原神社 - 奈良期から続く10月のどぶろく祭りと、全体としての国東のとうや行事
伊豫稲荷神社 - 平安期に京都伏見を勧請、江戸期に正一位の神階、伊予の衣食住の守護神
熊野神社(倉敷市林) - 役小角が紀州本宮を勧請した「日本第一」、室町期の本殿が現存

若宮神社(鹿児島市) - 島津氏の代替わりに報告された神社、境内には縄文後期の遺跡も
足柄神社 - 道に迷った日本武尊を助けた白い鹿、平安時代の創祀、新羅三郎義光の秘曲
速川神社(西都市) - ニニギが供の瀬織津姫を亡くして創祀、龍神信仰と卵を供える風習
南方神社(指宿市) - 山川郷成川村の惣鎮守「諏訪大明神」、10月例祭に古式の成川神舞
野間神社(南さつま市) - ニニギが最初に上陸した地、島津家当主の崇敬、二十日祭り

木花神社 - 木花佐久夜毘売が火の中で三皇子を出産した地、代々の飫肥藩主からの崇敬
冠嶺神社(鹿島区) - 道陸神山・猿田彦命の霊示を受けた日本武尊が皇孫を奉斎、式内
高屋神社(観音寺市) - 稲積山に鎮座する「稲積さん」、藩主京極家が崇敬した式内社
遠賀神社(遠賀原) - 斎村・稲荷村・岡村とも呼ばれた地、日本で三番目に古い算額
大麻神社(善通寺市) - 忌部の社、古代から連なる宮司家、飛鳥朝奉斎の神像が重文

熱日高彦神社 - 日本武尊が邇邇杵命を奉斎した伊具郡惣社、4月に香取神社と神輿渡御
多久頭魂神社 - 境内社含め神功皇后の三韓征伐の伝承が多く残る対馬の古社、天道信仰
蒲原神社(村上市) - 平安期の勧請、御神体の筥竪山・鉾立岩が等間隔で並ぶ遥拝所
加茂神社(観音寺市) - 『生駒記』に式内「加麻良神社」と記載、植田村開発以来の古社
赤神神社 - 漢の武帝が天から降りてきて赤神となった、五社堂や円空仏、なまはげ伝承

佐香神社 - 日本の酒造発祥地の一つ、10月13日例祭は醸造のどぶろくの濁酒祭
高来神社 - 神武天皇期に創建された高麗社、4月に山神輿、2年に1度の7月に「御船祭」
中津神社(壱岐市) - 平安初期の鎮座、壱岐氏、中世から中津宮と呼ばれた式内名神論社
孫若御子神社 - 日本武尊の妃の祖神を祀る、熱田神宮の境内摂社で、式内名神大社
計仙麻大嶋神社 - 平安期開山の田束山、式内の二つの論社、藤原秀衡・葛西氏の崇敬

葛飾神社(船橋市) - 船橋名木10選のクロマツ、大正期に熊野社に合祀された一郡惣社
高見神社 - 北九州市、神功皇后が創祀、明治の官営八幡製鐵所ゆかり「ものづくりの神」
小被神社 - 安閑朝創建の男衾郡総鎮守、荒川の洪水で遷座、山岡鉄舟の揮毫
日吉神社(栗東市) - 5月例祭に神輿渡御、6月にどぶろく祭り、9月に田楽踊り、献湯祭も
梅宮神社(狭山市) - 2月に平安期から続き、川越城主も主賓として参加した甘酒祭り

木幡神社(館山市) - 景行天皇の時代の創建、安房国司祭に参加、「滝川のびゃくしん」
伊尼神社(丹波市) - 古来からの伊知宮、一時期「奴々伎神社」とも、式内二社の論社
大酒神社(京都市) - 秦の始皇帝を祀る大辟神、広隆寺ゆかり、秦河勝とも、10月に牛祭
神南備神社 - 北に京都市内を一望、標高221メートルの甘南備山山頂、一休も登拝
泊神社(加古川市) - 天岩戸の鏡の一つが泊まった地、宮本伊織が寄進した社殿や灯篭

鳴海八幡宮 - 室町時代には大木だった御神木の大楠、10月中旬に例祭で神輿渡御
岐尼神社 - 紀氏・大村市の祖の枳根命、多田源氏、戦国期や江戸期の歴史舞台
阿保神社(神川町) - 鎌倉有力御家人・安保実光の崇敬社、明治に別の式内社を合祀
知形神社 - 交通の要所・田中の地に鎮座する式内・田中神社の論社、「知形囃子」
梶無神社 - 東遷で祖神に祈願した神武天皇が創祀、10月に2夜連続ふとん太鼓

當麻山口神社 - 二上山の登山口手前、當麻寺を創建した當麻氏の氏神を祀る式内社
胸形神社(鹿沼市) - 六つの奇跡の井戸を奉斎、女体権現とも、式内「村桧神社」論社
丸子神社・浅間神社 - 式内丸子社が明治期に浅間社と合併して一扉二社の神社に
弓削神社(市川三郷町) - 靱部を賜った大伴武日に由来、徳川家康が愛でた老松
正一位浅間神社 - 景行朝の創建とも、4月例祭で御輿や「五行の舞」、太太神楽

一須何神社 - 一須賀古墳群、蘇我石川朝臣の根拠地にその祖を奉斎、10月だんじり
桃沢神社(沼津市) - 神馬を愛でる愛鷹明神、戦国武将や幕府も重視した牧場経営
大斎原 - 熊野本宮大社の旧地、中四社・下四社と式内論社の境内社、大鳥居
表門神社(市川三郷町) - 孝霊朝創建の市川文殊、江戸前期の社殿、一之酉祭典
黒野神社 - 平安初期の創建、室町期に式内社を合祀、村岡藩山名氏の崇敬

三島神社(二條) - 加畑賀茂神社から分祀した式内二座の一座、際立つ夫婦大楠
加畑賀茂神社 - 三嶋神が上陸した地、町最古、樹齢1200年の御神木ビャクシン
天地神社 - 式内であればぎりぎりの延喜年間の創建、伊豆地方最大の大楠
配志和神社 - 日本武尊が蝦夷鎮圧で創祀した火石輪、江戸期社殿と杉の巨樹
仲村神社(東大阪市) - 仲村連の祖、天児屋根命の父、疱瘡治癒、川瀬の祓いの風習

坂本神社(南魚沼市宮) - 八海山の遥拝所の八海神社、江戸後期に現社号の宗源宣旨
日吉神社(南魚沼市) - 八海山の登り口の坂本神社、後に近江を勧請した山王権現
阪合神社 - 坂合部連が祖神を奉斎、明治期に矢作神社に合祀も、昭和に復興
坂本神社(南魚沼市大倉) - 八海山の里宮「八海山大明神」、八海山大倉口火渡り祭
大前神社(南魚沼市) - 大崎村と柳古新田村の産土神、8月翁式三番、「滝谷の清水」

鎌田神明宮 - 豊受大神が船で渡御してきた地、神宮御厨、遠州の大社、虫封じ
織田神社(美浜町北田) - 敦賀半島の西側付け根、若狭湾近くに鎮座する式内論社
染羽天石勝神社 - 春日族が岩神を奉斎、瀧蔵権現、桃山時代の本殿が重要文化財
山口神社(和歌山市) - 坂上田村麻呂に関する伝承、山口王子を合祀、「霊烏」の信仰
胎安神社 - 国内唯一の流産除け胎内安全の神、子宝の子持ち松と不老長寿の杉

中和神社 - 「くるまどさん」牛馬の神が惑星探査機「はやぶさ」を救う
室城神社 - 聖武天皇の時代に創建、その際からの矢形餅、根強い火除けの信仰
下丸子六所神社 - 鎌倉中期の創建、府中大國魂神社を勧請か、3年に一度に山車巡行
赤堤六所神社 - 桃山期に府中を勧請した赤堤村の産土神、漫画家杉浦幸雄の奉納画
朝峯神社 - 浅間神社を勧請、後期古墳群との関係、古式神幸「オンビキゾー」

現人神社 - 神功皇后の前に姿を現した神、住吉三神の本津宮、住吉神社の元宮
三の丸神社 - 岸和田だんじり祭の発祥の地、だんじり「城入り」のメイン会場
十二所神社(横須賀市) - 平安期からの十二天、芦名城の鎮守、源頼朝が安産祈願
大御神社 - 日本一のさざれ石群、登り龍とドラゴンボール、ラグビー日本代表
蛭子神社(那賀町和食) - 空海が遷宮、流鏑馬、県指定の天然記念物「ボウラン」

榎原神社 - 江戸前期に鵜戸神宮を勧請、飫肥の御両社、境内摂社に桜井神社
小雀町五霊社 - 南北朝末期に創建、旧地は元五霊、9月中旬例祭で神輿渡御
敷島神社(吉野川市) - もとは西宮八幡、式内を合祀した河辺八幡などを合祀
壹宮神社(大山町) - 社名は瓊瓊杵命誕生にちなむ、山陰に珍しい天孫降臨伝承
知波夜比古神社(高杉町) - 毛利元就が攻め落とした城址、元就自身が再建の本殿

五所神社(湯河原町) - 飛鳥朝の創立、上下の崇敬、樹齢850年の楠・イチョウ
正八幡宮(三島小島) - もと石神鎮座の式内・八十子神社の論社、王子権現を合祀
子持神社 - 子持山の南麓、中腹に奥宮、子授け・安産の守護神、御籠り神事
熊野神社(壱岐市) - 湯本温泉の湯屋権現、式内・阿多彌(あたみ)社の論社
行相神社 - 古代の海神の神蹟に、祠を建て鎮守の神として奉斎された式内論社

高越神社 - 阿波富士とも呼ばれる霊山、忌部氏・役小角・空海より前から?
菱妻神社(南区) - もとは火止津目大明神、洪水で流出した古地、式内三論社
静原神社 - 成務朝の創祀、天武天皇の伝承、賀茂社の末社、社前に大イチョウ
阿志神社 - 渥美半島・芦ヶ池の北、阿智使主の裔、江戸期に復興、瓦に神代文字
日長神社(岡崎市) - 日久良志の里・日奈加島に日向国の神を勧請した式内論社

清水神社(西都市) - 清水西原古墳群、笠狭に大陵、往時は都萬神社祭礼と同時開催
奈古神社 - 瓊々杵尊の降臨地、成務朝に合祀、春神楽の舞と三千日垢離成就塔
信露貴彦神社 - 久豆彌神社に対する男宮、宮司家は新羅国王族の末裔、5月王の舞
久豆彌神社 - 信露貴彦神社に対する女宮、5月4日に沓見御田植祭、スギの巨樹
荒武神社(都城市) - 平安期の霧島山大噴火で頂上の逆鉾が飛来した地、荒嶽権現

須倍神社 - 都田御厨の地、内宮と外宮、69社合祀、10月例大祭で山車引き回し
乎豆神社 - 引佐郡家、刑部の地、後に伊勢御厨の神明宮、広大な社域あった大社
大江神社(八頭町) - 平安期から続く大江氏の崇敬、因幡二宮とも、式内三座
守山八幡宮(伊豆の国市) - 源頼朝挙兵の地、四條郷の総社、10月に三番叟、紅葉
恩志呂神社 - 飛鳥朝に勅使奉幣、「太神宮」灯籠、国道9号線沿いの高台、春は桜

高野神社(岩美町) - 仁賢朝の勧請、平安期に名社と肩並べる、江戸期の造営記録
皇足穂命神社(穂刈) - もとは皇足山、平安中期犀川近くに遷座、拝殿左右に御柱
荊波神社(高岡市) - 『万葉集』荊波の里(やぶなみのさと)か、十禅師大明神
鵜甘神社(南越前町) - 飛鳥期に近江坂本を勧請した杣山郷13ヶ村の総社、王の面

【主な御神徳(ご利益)】
平安安寧、五穀豊穣、農業・畜産の神、家内安全

【関連キャラ】
ニニギ - ご存知天孫は、女心を傷つける女泣かせ?
天孫ニニギ
天孫ニニギ