多紀理毘売命(たきりびめ)

タギリヒメとも。宗像三女神五男三女神の一柱。別名は奥津島比売命(おきつしまひめ)。沖津宮に祀られる。

宗像三女神のもう二柱は、イチキシマヒメタギツヒメ

古事記で、アマテラススサノヲの誓約において、アマテラスがスサノヲの「十拳剣」をかみ砕き、吹き出した息の霧から生まれた女神。

スサノヲの娘とされる。

オオクニヌシと結婚、アヂスキタカヒコネシタテルをもうける。

アマテラスとスサノヲの誓約で生まれた神
アメノオシホミミ - アマテラスの子として男神の一柱、天孫ニニギの父
アメノホヒ - アマテラスの子として男神の一柱、国譲りで下り出雲国造家の祖
アマツヒコネ- アマテラスの子として男神の一柱
イクツヒコネ - アマテラスの子として男神の一柱
クマノクスビ - アマテラスの子として男神の一柱
・タキリビメ - スサノヲの子として三柱の女神、宗像三女神の一柱
イチキシマヒメ - スサノヲの子として三柱の女神、宗像三女神の一柱
タギツヒメ - スサノヲの子として三柱の女神、宗像三女神の一柱
・以上五男三女神

【主な登場場面】
問題児スサノヲ、暴れる 父イザナギは勘当を告げ、姉アマテラスは臨戦態勢
実に全国180人(柱)、古代日本最強の子だくさん・オオクニヌシ

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【タキリビメを祀る神社】
宗像大社(沖津宮) - 御祭神は宗像三女神タキリビメ、8万点の出土品が一括国宝
厳島神社 - 海中に立つ大鳥居が映える世界遺産、宗像三女神を祀る安芸国一宮
田島神社 - 宗像三女神を「田島三神」として祀る、神代創建の肥前国最古の神社
粟皇子神社 - 神宮125社、内宮・摂社 スサノヲの娘、宗像三女神を祀る海岸守護
二荒山神社(日光市) - 日光三山を神体山とするオオクニヌシファミリーを祀る古社

高向大社 - 式内社「雷電神社」論社、800年の歴史がある御頭神事が伝わる、伊勢の古社
尾張大國霊神社 - はだか祭りで知られる尾張国総社、国府と同時に創建された国府宮
加良比乃神社 - 三重県津市、式内社の古社、元伊勢「阿佐加藤方片樋宮」の伝承地
加世智神社 - 三重県松阪市、風の神? カザモツワケノオシヲノカミを祀る、漁撈の神
大野神社(新城市) - 最古の棟札は鎌倉時代、伊勢神宮ともゆかりのある古社

高鴨神社 - アヂスキタカヒコネの本源、京都賀茂の元宮の可能性がある式内名神大社
江島神社 - 日本三大弁天の一つ、各時代に厚く崇敬され続け、宗像三女神を祀る
宗像神社(桜井市) - 880年に筑前から勧請された、春日神も祀られた式内名神大社
八坂神社(北九州市) - 小倉祇園太鼓で知られる豊前総鎮守・小倉祇園社、創建400年
櫟谷宗像神社 - 松尾大社の境外摂社である式内の古社、二社ともに水運の女神を祀る

一宮神社(神戸市) - 生田裔神八社、宗像大社(沖津宮)から勧請、手水舎は1710年築
下御霊神社 - 貞観5年の日本初の御霊会、その六所御霊と、和魂・荒魂の八所御霊を祀る
日向大神宮 - 顕宗天皇の勅願で創建、応仁の乱で衰微も復興して交通安全祈願で有名に
福山八幡宮 - 東西本宮が同一規模の社殿を有す、全国的に珍しい形式の備後福山総鎮守
市比賣神社(京都市下京区) - 「皇后陛下勅願所」女性厄除けで有名、御祭神は全て女神

琴崎八幡宮 - 八幡四神を祀る、靖国神社の創建ともゆかりのある山口宇部市の総鎮守
大富神社 - 宇佐ともゆかり、住吉・宗像・八幡を同時に祭祀、八屋祇園が有名な式外社
甲宗八幡神社 - 50年に1度の拝観が行われる神功皇后着用の御甲が御神体、平知盛の墓も
朝田神社(山口市) - 周防国五宮、明治期に1郷社6村社が合祀、「村民の敬神深き」社
山田神社(周防大島町) - 平安初期に伊勢外宮を勧請、5年ごとの神事がある国史見在社

国府神社(志摩市) - 明治の改称や合祀を経て現社号になった志摩国総社と推定される社
加紫久利神社 - 式内の古社で薩摩国二宮、西南戦争ですべて焼失して荒廃も戦後に復興
十一明神神社(南あわじ市) - 淡路国総社、淡路廃帝が行宮を造営して特に親拝した古社
總社 - 現代まで姿を維持する全国的に珍しい備中国総社、境内社に式内「野俣神社」も
佐波神社(防府市) - 元の金切神社、明治期に四神社を合併して改称した、周防国総社

総社大神宮 - 聖武勅願からの由緒、オオタタネコの末裔が名を受け継ぐ古社、越前国総社
宗像神社(京都市) - 国史に宗像大社と同神と明記される皇居鎮護の神、左近の桜など
網走神社 - 網走の“弁天様”、明治末期に正式に分霊奉迎も、昭和期には県社に列格
奥津嶋神社(沖島町) - 琵琶湖の中間、最大の島に鎮座する琵琶湖航行の安全守護の女神
御調八幡宮 - 和気清麻呂の姉が弟の雪冤を祈願して創祀、豊臣秀吉お手植えのしだれ桜

伊佐爾波神社 - 全国三例しかない八幡造、松山随一の八幡として崇敬された式内の古社
諏訪神社(湖西市) - 景行期の創祀、7月には「海道の奇祭」遠州新居手筒花火が行われる
遠石八幡宮 - 推古朝の創建で本朝四所八幡・四大八幡とも、節分祭や「海を渡る神輿」
日尾八幡神社 - 孝謙天皇の勅願所として社殿建立、脳・神経痛など東道後神社や展望台
日招八幡大神社 - 宗像大社の勧請が創建の三女神を中心とした珍しい八幡、火災から復興

大将軍八神社(上京区) - 王城鎮護の方除けの神、平安期の古神像80体は春秋2回一般公開
善知鳥神社 - ウトウの伝承や和歌が伝わる青森市発祥の地、9月には「青森うとう祭」
深川神社(瀬戸市) - 奈良期創建の瀬戸の産土神、瀬戸物の陶祖を祀る境内社と陶祖祭
難波八阪神社 - ヤマタノオロチ退治にちなむ綱引神事、夏祭では船渡御が230年ぶりに復活
揖宿神社 - 浜下りで知られる、天智天皇の行幸を機に創祀された開聞新宮九社大明神

八幡竈門神社 - 仁徳期創建、宇佐から降臨した八幡神を祀る白亀ゆかり、ニータン生誕地
松原神社(鹿児島市) - 島津貴久を祀る、相殿の家臣平田純貞は歯の神、例祭に神舞五番
新日吉神宮 - 後白河上皇の命で日吉山王七社を勧請して創建、5月第2日曜日が新日吉祭
馬場八幡宮 - 平安時代中期に源頼義が創祀、江戸時代以前の本殿が現存する佐竹氏崇敬社
郡瀬神社 - 宇佐神宮、鷹になって飛翔していた八幡神が住処を要求して建立された瀬社

田染元宮八幡社 - 平安期に創建された宇佐神宮の荘園「田染荘」の神、田染三社の「一宮」
北岡神社 - 熊本市域の最古社、京都祇園を勧請し、平安後期には「第二の祇園社」とも
筑摩神社(松本市) - 坂上田村麻呂が鬼人征伐、8月10日例祭宵祭の花火大会が夏の風物詩
篠崎八幡神社 - 神功皇后が大石に立たせた皇子が「穴門は近し」と発した社、飛鳥朝創建
若宮八幡神社(豊後高田市) - 日本三大裸祭り「川渡し神事」と大松明、ホーランエンヤ

柏原八幡神社 - 「丹波柏原の厄神さん」飛鳥朝の創祀、2月の厄除大祭は毎年10万人が参拝
薦神社 - 大分中津に鎮座する大貞八幡宮、宇佐神宮の祖宮、三角池と細川忠興再建の神門
和布刈神社 - 奈良朝からの和布刈神事が伝わる、関門海峡近くに鎮座、武将・領主の崇敬社
厳島神社(松山市) - 古墳時代の創祀、10月7日には計4体の喧嘩神輿、虎舞と「人の道」
奈多宮 - 奈多海岸の沖合の小島・市杵島が、八幡の比売大神の降臨地、4月に御田植祭

八幡神社(八幡浜市) - 奈良朝初期の創建、伊予の宇佐神宮の元宮、行幸会の最終地点
重蔵神社 - 8月の輪島大祭のキリコ祭り、3月に数百年の歴史ある如月祭、朝市通りに産屋
佐那神社 - 『古事記』に天手力男命が坐したと明記された式内社、伊勢外宮と深い関係
奥津比咩神社 - 『万葉集』に詠われた舳倉島に鎮座、輪島大祭の一社で、重蔵神社の妃神
霊丘神社 - 島原の乱の後に奉斎された東照宮、明治期に島原藩主松平氏を合祀、花見の名所

長洲神社(宇佐市) - 奈良時代に京の上賀茂神社を勧請、5月にコンコンチキリンの葵祭り
穴水大宮 - 西行が歌に詠んだ辺津の入り江に宗像三女神を祀る、北陸最古の絵馬が残る
姫瀧神社(能登町) - 火宮神社の妃神、8月中旬には両社間を巨大キリコが2往復する祭典
波波伎神社 - 国譲り後の事代主命の荒魂が鎮まった宮、伯耆の総氏神、裏手には福庭古墳
二宮赤城神社 - 赤城神社の中で唯一「二宮」を称する古社、上野・群馬の赤城山麓に鎮座

蒲生八幡神社(北九州市) - 小倉最古の社、壇ノ浦の神宝発見祈願、歴代領主からの崇敬
別宮八幡社 - 国東半島、宇佐神宮の五つの別宮の一つ、7月の御田植祭と、楼門・潮観橋
隠津島神社(二本松市) - 「木幡の幡祭り」で知られる弁財天の式内社、三重塔や大スギ
嵐山瀧神社 - 平安期の悲恋と木樵、10月からの春季例大祭・滝の市では滝瀬楽と大名行列
八津島神社 - 宇佐神領開発で奈良期に創建、大友宗麟寄進の鳥居、10月の大祭では神楽

石岡神社(西条市) - 神功皇后が奉斎、源頼義が再建、西条だんじり祭りの発祥とも
下御領八幡神社 - 奈良期創建の備後国分寺の守護神、毛利元就が再建、歴代領主の崇敬社
城原八幡社 - 竹田市、行宮址に景行天皇と平安期合祀の八幡神を祀る、10月には城原神楽
若宮八幡宮(高知市) - 長宗我部元親が戦勝祈願、4月「どろんこ祭り」、11月「おなばれ」
隠津島神社(湖南町) - 県を代表する原生林の社叢、蛇神を祀る風穴、菅滝がある菅明神

淵神社 - 日本・世界の三大夜景・稲佐山山麓に鎮座、宗像三女神を奉斎、福山雅治ゆかり
伊和都比売神社 - もとは海上の岩礁の大園社、東郷平八郎の崇敬、姫神による縁結び信仰
野木神社 - 田村麻呂手植えの樹齢1200年のイチョウ、12月に提灯もみ祭り、フクロウ繁殖
中嶋神社(室蘭市) - 明治23年の創祀、縁起の良い「中島台」に蓬崍殿、例祭は8月5日
八坂神社(鹿児島市) - 平安末期に京から勧請、7月後半に祇園祭、六月灯が始まる神社

八幡宮(豊川市八幡町) - 飛鳥朝に宇佐を勧請、三河国国分寺の守護神、室町期の本殿
八幡神社(小浜市) - 奈良期創建、元禄期の木造鳥居、9月には若狭最大の秋祭り「放生祭」
遠賀神社(井岡) - 「出羽高野」と称された式内・岡大権現、江戸期は伽藍9院・末寺6寺
黒島神社(姶良市) - 上名・下名の開拓に際して創祀された、2月例祭ではお田植え祭り
岡崎八幡宮(宇部市) - 全国に四社しかない御神酒清酒醸造の神社、室町期からの醸造法

須賀神社(新宿区) - 稲荷と天王社を合祀した東京四谷総鎮守、『君の名は。』の主舞台
白幡八幡大神 - 源頼義が創祀、源頼朝が再建、稲毛荘の総鎮守、神主家に伝わる禰宜舞
宗形神社(米子市) - 国史・式内の古社、歴代武将・領主の崇敬、県下有数の宗像古墳群
宗像神社(白井市) - 印旛沼の北岸台地南側周辺で最古の宗像神社、平成期に整備事業
伊吹八幡神社 - 源義経が植えさせたイブキ2本が現存、藤堂高虎が崇敬した宇和島総鎮守

高見神社 - 北九州市、神功皇后が創祀、明治の官営八幡製鐵所ゆかり「ものづくりの神」
諏訪神社(白井市) - 江戸中期の創建、明治に宗像三女神を合祀、境内に富士塚と浅間様
山辺神宮(江津市) - 式内「山辺神社」、平安期に祇園信仰、4年に一度の水上渡御
姫宮神社(宮代町) - 町名の起源、桓武帝の孫姫「宮目」が立ち寄った地、7月に神輿渡御
大井神社(亀岡市) - 鯉の伝承と禁忌、丹波の語源「丹の池」、平安期以来の競馬と立花

片山八幡神社 - 継体朝の創建、尾張藩主の崇敬受けて再興、例祭は10月第4日曜日
富部神社 - 江戸初期の創建、清州城主の病気を快癒、10月例祭に享保12年作の山車
熊野神社(上里町堤) - 東堤古墳群の墳丘上に鎮座、式内・今木青坂稲実荒御魂の論社
上神明天祖神社 - 鎌倉末期創建の蛇窪大明神、白蛇を祀る荏原七福神の弁財天
佐谷田神社 - 佐谷田の八幡社に神明と住吉が合祀、11月に提灯500個の燈明夜

厳島神社(京都御苑内) - 平清盛が造成した経が島に創建、後に九条家の鎮守社に
山口八幡社 - もとの式内小口神社=山口神社、鎌倉期に八幡を勧請、郷社祭りなど
和伎坐天乃夫岐売神社 - 湧出宮、奈良期に伊勢から遷座、祈雨の神、2月に居籠祭
久麻久神社(熊味町) - 熊子山の地、中世以降は稲荷社、平成期に社殿を再建
長田神社(東大阪市) - 長田使主の祖神か? 長らく八幡、地蔵像とおかげ灯籠

胸形神社(鹿沼市) - 六つの奇跡の井戸を奉斎、女体権現とも、式内「村桧神社」論社
瀧尾神社 - 弘法大師が修業し創建、女峰山を遥拝、子宝などパワースポット
胸形神社(小山市) - 筑紫宗像を勧請、寒川郡の惣社、エノキの巨木や「花桶かつぎ」
網戸神社(小山市) - 筑前の宗像を勧請、藤原秀郷・源頼朝の寄進、小山氏の崇敬
小梳神社 - 静岡市街地随一のパワースポットは、家康人質時代からの崇敬社

阿波神社(伊賀市) - 仲哀天皇の斎宮? 阿波君の祖神? 杉尾大明神の式内古社
葦神社(伊賀市) - 孝霊朝に顕現、三社が分離・習合、別府明神と称された式内社
飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社 - 綱掛祭「カンジョウナワ」が有名な日本一長い社名
八雲社(三木市) - 億計・弘計2皇子、秀吉ゆかり、境内に式内論社? 10月に屋台
石部神社(加西市) - 奈良期に皇女が海難で上陸後に薨去、門杉、10月石部太鼓

礒崎神社 - 奈良時代に宗像神と八幡を勧請、赤穂藩の崇敬、奥野将監の屋敷跡
日吉神社(加西市) - 鎌倉山を御神体山、近江を勧請、10月例祭、江戸初期の石鳥居
岸河神社 - 福蔵大明神、境内社に若宮神社、石田三成の供養碑の伝えも
御井神社(養父市) - もとは御祓山山頂に鎮座、旧暦1月14日に「まいそう祭り」
畠田神社(明和町) - 明治に多数の式内を合祀、『倭姫命世記』の兵名胡神社も?

八柱神社(明和町) - カゴ山近くの式内「天香山神社」、明治に合祀、昭和に復社
二十五柱神社(松阪市) - 明治に式内含む25社合祀、定説以外の式内も、論社も多数
伊勢庭神社 - 田地に浮かぶ陸の島、明治合祀、昭和復社、式内・牛庭社の論社
津田神社(多気町) - もとは式内「林神社」、明治に式内論社含む村内40社を合祀
直江八幡宮 - 源義家が八幡神を合祀、源義経の伝承、上杉景勝や高田藩主の崇敬

八幡宮(南魚沼市八幡) - 崇神朝に創祀、奈良期に坂本に遷座、平安期に八幡を合祀
官舎神社 - 境内は国の史跡「離宮院跡」、豊漁と安全の神、2月に龍頭の獅子舞
伊勢寺神社 - 室町期に疫病鎮めの神を勧請、明治期に式内3社など27社を合祀
明星神社(明和町) - もとの素戔鳴命神社、式内社を複数合祀、昭和初期から遷宮祭
辰水神社 - 「ジャンボ干支」美里龍神太鼓が有名、式内・船山神社などを合祀

鳥墓神社 - 神庤跡に鎮座する式内・国生神社の論社、式内・宇尓神社を合祀
十番稲荷神社 - 末広社と竹長稲荷社が合併、御札「上の字様」、9月例祭、11月酉の市
和田八幡宮(浜田市) - 鎌倉期の勧請、境内に式内論社、『天然コケッコー』
岩根神社(江津市) - 田心姫命・胸鉏比売が「隠れた」地に日御碕神社を勧請
中和神社 - 「くるまどさん」牛馬の神が惑星探査機「はやぶさ」を救う

宗形神社(赤磐市) - 「血洗いの滝」近く、仁徳天皇が妃を出迎えた「山方の大宮」
鶴見神社(大阪市) - 近江比叡からの移住者が勧請、頼朝の鶴が評判に、だんじり祭り
横堤八幡宮 - 南北朝期に男山を勧請、夏と秋にだんじり曳行、一願成就の御神木
北沢八幡宮 - 室町期に世田谷城鬼門鎮護に勧請、勇壮な9月例祭の町内御輿宮入り
美御前社 - 美人の誉れ高き宗像三女神を祀る八坂神社の境内社、特有の授与品

三輪神社(高槻市) - 大和を勧請、江戸初期興隆の酒造の神、もと普門寺の鎮守
阿良須神社(舞鶴市) - 崇神朝の創祀、壬申の乱で天下鎮静を祈願、志楽庄一宮
伊文神社 - 平安期に皇族が当地に移住して遷座、数百年の歴史ある西尾祇園祭
厳島神社(関内) - 頼朝が勧請した横濱辨天、洲干弁天・清水弁天とも
厳島神社(元町) - 元禄期に清水弁天を分祀した杉山弁天、8月夏祭り

茅渟神社 - ちぬ=クロダイ、魚釣り愛好家の崇敬、特殊な秋祭り渡御とチヌ戎
室田八王子神社 - 5月例祭と7月浜降祭で神輿渡御、江戸後期の彫刻ある社殿が現存
菱沼八王子神社 - 江戸中期再建、正一位の記録、7月例祭で渡御、タブノキの巨樹
本村八王子神社 - 鎌倉期より崇敬、新田義貞が社参、境内の八坂神社が浜降祭参加
嚴島神社(茅ヶ崎市) - 戦後に現在地に遷座、当社沿革担う石神弁天、妙音弁財天

神明氷川神社 - 道灌勧請の二簸川社、多田神社とともに旧雑色村の鎮守、神明を合祀
宇奈為神社 - 山間部に海神を祀る、後に熊野権現を勧請、地元では今も十二社神社
稲荷神社(東浦町) - 津島社と稲荷社、戦国期に稲荷社を合祀、江戸中期には稲荷社
須伎神社(鈴鹿市) - 津島の神を奉じた人々が奉斎、長太の大楠の大木神社を合祀
阿陀萱神社 - 大国主命と八上姫命の娘が榎の俣に指を挟まれ鎮座した宝石山、巨石

大綱金刀比羅神社 - 頼朝を安房に渡した勝軍飯綱大権現、天狗、横浜のこんぴらさん
滝浪神社(小松市) - 前田利常の篤い崇敬、近代以降に二度遷座、笠縫神社を合祀
大山祇神社(村上市指合3926) - 旧神林村、明治期に式内論社・多岐神社を合祀
寺町八幡神社(世羅町) - 郡内最大の横穴式石室を持つ康徳寺古墳、式内旧地とも
西照神社 - 月読尊が田寸津姫命を派遣した大滝山、空海ゆかり、狼撃退の狛犬

関神社(亀山市) - 鈴鹿山麓七郷総社の笛吹大神社、熊野神社、「関の山」夏祭り
嚴島神社(総社市真壁) - 屯倉に宮島を奉遷、遷座説ある式内・神神社の参考社
神神社(総社市) - 三輪山明神、もとは宮山古墳のある高梁川東岸の三輪の地
大和神社(吉備中央町) - もと八幡神社、式内論社含む旧大和村各社を合祀
飯野神社(北長太旭町) - 土の宮、相殿の天王社による長太天王祭、10月鯨船行事

宗形神社(岡山市) - 社殿後ろに人骨埋葬の4世紀円墳、玉類や剣なども出土
石田神社(上津屋里垣内) - 木津川の流れ橋近く、飛鳥朝の創建、もとは牛頭天王社
氷川神社(松江市) - 平安前期の勧請、式内論社などを合祀、10月相撲、7月祇園祭
山森社(京都市) - 上賀茂神社末社、もとは現在地の西北の境外、現在は境内に遷座
嚴嶌神社 - 旧西国街道沿い約200メートルの長い参道、中久世・下久世の産土神

知波夜比売神社 - 天鈿女命が東国下向で休息した地、南北朝期の銅製鰐口や神代神楽
日長神社(知多市) - 日本武尊ゆかりの手水池、古い歴史ある4月の御馬頭祭り
保内八幡神社 - もとは丹生川八幡宮、境内に周敷神社の式内論社と2本の大クスノキ
東八王子神社 - 家康造営と伝わった社殿は幕末に倒壊、式内・長野神社の論社
松尾八王子神社 - 西ノ宮、10月例祭で屋台曳き回し、境内でも行事、式内論社とも

津野神社(北仰) - 武内宿禰の伝承、4月に川上祭り、境内に式内論社・田部神社
赤尾渋垂郡辺神社 - 国史見2社と式内1社の3社、10月袋井まつりで独特の屋台曳き回し
楯縫神社(丹波市) - 神楯4枚製造を命じられた丹波国楯縫氏、兵主神社が東に鎮座
池宮神社 - 桜ヶ池の「龍神様」とおひつ納め、江戸中期の社殿、国道近くの大鳥居
物部神社(津市) - 新家の地、ムクノキの巨樹の天王森に鎮座する山辺の宮

神明宮(五泉市石曽根) - 勧請は平安期とも南北朝期とも、村松藩五社の一つ
五泉八幡宮 - 五泉城跡、平安前期の勧請、式内の小布勢、宇都良波志か、廣海歌碑
比佐豆知神社(津市) - 社宝の古い型の高麗狛犬、藤堂高次が愛宕を勧請、龍神灯籠
酒井神社(鈴鹿市徳居町) - 天の忍穂井の神水、一貫して宇気比神社、明治に改称
矢椅神社(柳町) - 近世には柳村森天王・大梵天王とも、江戸期の棟札4枚や社標

美濃夜神社 - 景行朝の創祀とも、水之祖の溝渕大明神、雲林院以前からの崇敬
須賀神社(松阪市嬉野権現前町) - 倭姫命が創建、もと須加権現、初瀬街道の導きの神
横道下神社 - 創祀年代や由緒不詳、もとは八王子祠とも、旧別当は横知山圓照寺
小川内神社 - 天穂日命を祀る御靈大明神、河内谷地区の総氏神、錫杖湖で氏子減
高岡神社(鈴鹿市) - 高岡城址、もと八王子社、大正期に熊野社の現在地に移転

明神社(津市芸濃町) - 伊勢内宮神領「舟底田御薗」、式内・志婆加支神社とも
都野神社(与板町) - 信濃川舟運の交通の要衝、9月に登り屋台の与板十五夜祭り
酒井神社(鈴鹿市郡山町) - 酒が湧き、川をなした伝承、3年に一度の式年獅子舞
四疋田八柱神社 - 式内・相鹿木大御神社とも、津田神社に合祀も復社、銅鐸出土地
彌都加伎神社 - 奈良期に土宮、土の神を勧請、御供糀を豊受宮に奉献、江戸期棟札

荻原神社(大台町) - 式内・榎村神社の八柱神社、旧満蒙開拓団の双龍神社を合祀
川俣神社(鈴鹿市西富田町) - 安楽川北岸、古くは八王子、亀山藩による式内認定
佐比賣山神社(鳥井町) - 平安期に美濃国不破郡を勧請、厳島大明神、明治期に遷座
佐毘売山神社(益田市) - 比礼振山のもとは姫山神社、都茂鉱山、石見銀山へ分祀
松尾神社(松阪市) - 400段の石段、立野郷の立野神社・立野明神・立野連、亀の井

川添神社 - 式内・相鹿牟山神社、「ごみかけの宮」2月に奇祭・五身懸祭
西外城田神社 - 宇治土公が奉祀の八柱神社とも、式内参考社の森庄八柱神社を合祀
夜須神社 - 奈良初期に筑前国夜須郡の社を奉遷、10月に夜通し石見神楽
須原大社 - 月夜見宮境内社の旧地、式内・川原坐国生神社? 2月お頭舞神事

【主な御神徳(ご利益)】
交通安全水難除け、良縁、子宝・子育て