建御雷之男神(たけみかづちのをのかみ)

別名は建布都神(たけふつのかみ)、豊布都神(とよふつのかみ)。

『古事記』に記載のある男神。

カグツチを生んだ際、女陰を負傷したイザナミがその傷がもとで亡くなった時、イザナギは号泣。イザナギは怒りに任せて十拳剣でカグツチを惨殺するが、その時、十拳剣の刀身の根元からの血が岩石に落ちて生成された神。

同じく十拳剣の刀身の根元からの血が岩石に落ちて生成された神として、ミカハヤヒノカミヒハヤヒノカミがいる。

葦原中国平定(国譲り)の段で、アマテラスが国譲りの方針を決め、誰を派遣すべきかでオモイカネが四度進言したが、その際の最後に推薦された神が、タケミカヅチの父にあたるアメノオハバリノカミ(派遣すべき神としては三柱目、アメノホヒアメノワカヒコに次ぐ)。

結局はアメノオハバリノカミの推挙もあり、その子のタケミカヅチがトリノイハクスブネノカミとともに派遣され、コトシロヌシタケミナカタオオクニヌシ陣営を圧倒、国譲りが進む。隠居するオオクニヌシのための宮殿(後の出雲大社の原型)を建立し、料理人クシヤタマノカミを派遣してあげる。

無事に国譲りの事業を終えたタケミカヅチは、それ以降アマテラスの腹心になる。時は流れて、神武天皇が東遷において、熊野でピンチになった時、アマテラスがタケミカヅチに相談し、タケミカヅチは神武天皇の窮地を救うべく策を練って、タカクラジを通じて実行に移す。それが、自身の葦原中国平定で使用したサジフツノカミ(霊剣)の派遣。

第10代崇神天皇の頃、祟りを引き起こしたオオモノヌシの子孫として探し出され、その後三輪山でオオモノヌシを祀ることになるオオタタネコの父に、タケミカヅチノミコトがいるが、同名別人(神)か。

なお、葦原中国平定において意向を伝えに来た鹿の神アメノカクノカミとのゆかりが深くなり、鹿島神宮(茨城県・鹿嶋市)、春日大社(奈良県・奈良市)と鹿の関係につながっている。

また、古事記とは違う国譲りのストーリーを描いている日本書紀では、フツヌシとのかかわりが深い。

十拳剣から生まれた神々
イハサクノカミ | ネサクノカミ | イハツツノヲノカミ - 先端からの血が岩石に落ちて生成
ミカハヤヒノカミ | ヒハヤヒノカミ | タケミカヅチ - 刀身の根元からの血が岩石に落ちて生成
クラオカミノカミ | クラミツハノカ - 柄からの血より生成

【主な登場場面】
イザナギとイザナミの神産み 何も女神のそんなもんから生まれなくても…
強いぞ最終兵器・改“タケミカヅチ” オオクニヌシ軍を木っ端みじんに
神経ガス喰らって危機一髪の神武天皇、フシギ剣で助かる 再登場の最終兵器・改

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【タケミカヅチを祀る神社】
鹿島神宮 - 春日大社への勧請も行う、タケミカヅチを祀る総本社は鹿ゆかりの元祖
春日大社 - 鹿島神宮から勧請された、春日神社の総本社 平城遷都ごろからの古社
鹽竈神社 - タケミカヅチの本宮かもしれない、多くの謎をはらむ“塩”の神祀る古社
吉田神社 - 春日大社からの勧請、式外社ながら二十二社 吉田神道の創始の地
大原野神社 - “京春日”の別称がある春日大社からの勧請の二十二社の一社

古四王神社 - 四道将軍オオビコがタケミカヅチを勧請して創建、坂上田村麻呂ゆかり
香取神社(葛飾区亀有) - 国譲り神話の御祭神、『こち亀』ゆかりの創建750年の古社
宇流冨志禰神社 - 神武建国以来の創祀、春日神ともゆかりの深い式内社で元伊勢
野志理神社 - 元伊勢「桑名野代宮」の伝承地、長島一揆か関ヶ原の戦いの千人塚も
鹿嶋神社(品川区) - 969年に鹿島神宮から勧請、精緻な彫刻の旧社殿が現存する

大野神社(糸魚川市) - 古くは大神社、近くには八幡社と呼ばれた集落の産土神
大野神社(鏡野町) - 大正期に近隣の複数の村社を合祀して創建された女山北麓の神社
大野神社(下関市) - 平安期創建の八幡宮と奈良期創建の春日神を合祀した神社
春日神社(春日市) - 天智天皇による創祀、神事「春日の婿押し」が有名な古社
諏訪神社(湖西市) - 景行期の創祀、7月には「海道の奇祭」遠州新居手筒花火が行われる

山辺御県神社(別所町) - 大和国六御県神社の一つの式内論社、玉垣内から刀剣など出土
櫻木神社(野田市) - 市最古、150年ぶり復活の神事、オリジナル御朱印帳にハードカバー
西院春日神社 - 平安離宮・淳和院離宮鎮護の社で、疱瘡石など病災厄除の御神徳で著名
神谷神社 - 建造年の明らかな神社建築としては日本最古、国宝の本殿 磐座と弥生土器
小坂神社(金沢市) - 珠姫ゆかりの金沢五社、「春日さん」と親しまれる式内の古社

真山神社 - 「男鹿のナマハゲ」の元祖が今は「なまはげ柴灯祭り」に、景行期創建の古社
五社神社・諏訪神社 - ともに徳川秀忠の産土神、将軍家の崇敬厚い子守り、子育ての神
大野湊神社 - 拾い上げた猿田彦大神を祀る、戦国期に前田利家が復興、利長が始めた神事能
大井神社(島田市) - 3年に一度の奇祭「帯祭り」、三女神を祀る女性や子どもの守護神
末廣神社 - 初期吉原の地主神・産土神、社号は1675年の社殿修復で発見された中啓による

平濱八幡宮 - 境内社である武内神社の延命長寿のご利益でも有名な出雲最古の八幡宮
香取神社(東京都江東区亀戸) - 秀郷が将門の乱平定で勝矢を奉納、現在はスポーツの神
春日神社(大分市) - 天平あるいは貞観年間に奈良・春日大社から勧請・創建した古社
稲毛神社 - 「武甕槌宮」と呼ばれた川崎大神、川崎の山王様、8月には川崎山王まつり
志貴県主神社 - 神武天皇の長子から連なる一族の氏神を祀って発展した河内国総社の古社

佐波神社(防府市) - 元の金切神社、明治期に四神社を合併して改称した、周防国総社
鶴谷八幡宮 - 安房国総社、鎌倉期に八幡信仰へ、現在も「やわたんまち」に総社の面影
槵触神社 - 天孫降臨の候補地の一つ、神話にちなむ周辺史跡、以前の秋祭りでは相撲も
春日神社(北九州市八幡西区) - 黒田官兵衛らを祀る春日神、“喧嘩”黒崎祇園山笠が有名
賀茂神社(桐生市) - 京か奈良か、賀茂神を勧請した、火投げ神事が伝わる式内の古社

彌美神社 - 未婚男性が女らしく舞う「王の舞」、日本有数の神々を祀る二十八所大明神
志賀理和氣神社 - 「赤石さん」として親しまれる式内社の最北端、9月の例祭は秋祭り
大村神社(伊賀市) - 垂仁天皇皇子を祀る、春日神の遷幸の休息地、ナマズと地震守護
春日神社(神戸市西区) - 春日大社の元宮? 神武天皇の伝承残る宇留宮、勇壮な秋祭り
手子后神社(神栖市) - 鹿島神宮祭神の娘、または風土記に登場する女神、大潮祭が有名

八幡竈門神社 - 仁徳期創建、宇佐から降臨した八幡神を祀る白亀ゆかり、ニータン生誕地
鹿島御児神社 - 武甕槌命とその御子を祀る式内社、陸奥国の鹿島大神苗裔38社の一社
桑名宗社 - 式内二社からなる、8月第1日曜の天下の奇祭・石取祭で知られる「春日さん」
四所神社(徳島市) - 「福島の明神さん」春日神の神使である鹿の伝承と、船だんじり
高照神社 - 弘前藩祖と歴代きっての名君を祀る、江戸期の吉川神道流の社殿群が重文指定

近津鹿島神社 - 1000年以上続く火の攻防「火の神祭り」、肥後勤皇党・敬神党の崇敬社
小川阿蘇神社 - 平安期に阿蘇神社を勧請、夏祭りと秋祭り、大楠と、社前のかき氷屋さん
西岡神宮 - 奈良期創建の春日・八幡・住吉を祀る三宮大明神、10月に獅子舞や流鏑馬など
阿彌神社(阿見町中郷) - 古くは鹿島明神と呼ばれた、豊城入彦命を祀る式内論社の古社
安久美神戸神明社 - トヨッキーのモデル、徳川家康も参観した奇祭鬼祭が有名な伊勢神領

椋神社(下吉田) - 農民ロケット「龍勢祭り」が有名、自由民権運動の秩父事件ゆかりの地
高椅神社 - 料理の祖神が留まった地、その子孫に奉斎された「日本一社禁鯉宮」コイ明神
春日神社(徳島市) - 徳島城や城下の鎮守、歴代徳島藩主から崇敬され続けた春日大明神
伊勢崎神社 - 「いいふくさま」、1月に上州焼き饅祭、8月の「いせさきまつり」には神輿
豊田白山神社 - 三社の宮・三社常光寺として祭祀され、江戸期には祭礼が賑わう、天神も

隠津島神社(喜久田町) - 安積山麓に広がった安積沼の隠津島に奉斎された天候・開拓の神
八幡神社(酒田市市条) - 平安期勧請の一条八幡、出羽国総社とも、5月に奴振りと流鏑馬
阿彌神社(阿見町竹来) - 普都神話に由来する竹来三社とも呼ばれた信太郡二宮、式内社
楯縫神社(美浦村信太) - 景行期の創建・奈良期の再建、信太郡衙址、信太郡惣社の式内社
岩屋神社(明石市) - 成務朝の創祀故事に起源のある「おしゃたか舟神事」が伝わる古社

高知八幡宮 - 南北朝期に創建、山内一豊や歴代土佐藩主の崇敬、明治期から町の氏神に
三輪神社(津幡町) - 平安初期の創建で、井上郷17村の総社、加賀藩前田家が社殿を建立
比都佐神社 - 山王七社の十禅師宮を勧請した久野大明神、鎌倉期の石塔と「ほいのぼり」
須須神社 - 義経の笛と弁慶の小刀が伝わる能登の日本海守護の神、寺家の日本一のキリコ
刺田比古神社 - 大伴氏が始祖の道臣命を奉斎した「岡の里」、徳川吉宗ゆかり「拾い親」

田原神社(松江市) - 『出雲国風土記』所載社と宇賀社が明治期に総称、八雲が愛した社
二宮赤城神社 - 赤城神社の中で唯一「二宮」を称する古社、上野・群馬の赤城山麓に鎮座
尺間神社 - 魔を払う霊峰尺間山山頂に鎮座する、江戸期に開かれた東九州を代表する霊場
片埜神社 - 大坂城の鬼門守護、野見宿禰と道真ゆかり、秀頼造営の本殿、アテルイの首塚
山王神社(長崎市) - 島原の乱とキリシタン改宗、被爆建造物「一本柱鳥居」と被爆楠

鹿嶋神社(富山市) - 越中富山の薬売りの祖神、神通川の名産「鱒の寿司」ゆかりの古社
村屋坐弥冨都比売神社 - 物部一族が祭祀、大和「中つ道」の式内大社、境内にも三式内
春日神社(鹿児島市) - 鹿児島五社の中で最古、もとは島津家が滅ぼした長谷場氏の氏神
日隈神社 - 日田日隈山に鎮座、後醍醐天皇・楠木正成と、春日神を祀る、松方神社跡も
月隈神社 - 古墳時代の墳墓跡や近世城郭の石垣や堀の一部が残る、代官稲荷・権九郎稲荷

白河鹿嶋神社 - 日本三鹿嶋の一つ、9月に提灯祭、珍しい神楽や軽巡「阿武隈」の艦内分祀
北門神社 - 稚内・宗谷の地、神職が常駐する神社としては日本最北端、江戸後期に創祀
吾平津神社 - 東遷前の神武天皇の最初の妃を祀る乙姫社、漁師や漁業関係者からの崇敬
出雲大社大阪分祠 - 主祭神が大国主命ではない、修験道・密教要素がある特徴的な分祠
鹿島緒名太神社 - 鹿島大神苗裔神38社の一つ、往古は小山一円が神領地だった式内社

鹿島御子神社 - 神代の伝承に由来する特殊神事「鎮火祭」が有名な、鹿島大神苗裔の一社
鵠沼皇大神宮 - 相模国土甘郷総社「石楯尾神社」に建立された烏森神社、8月祭りに山車
深見神社 - 雄略朝の創建、近世に鹿島を勧請して「鹿島社」に、相模国式内十三社の一つ
伊達神社(色麻町) - 田村麻呂の創建、伊達氏に憚り香取社に、湯立神事や稚児献膳
荒雄川神社(岩出山) - 縄文時代の祭祀遺跡も残る、歴代武将に崇敬された奥州一の宮

伊去波夜和気命神社(渡波) - 浜大明神・鹽盛明神の明神社、東日本大震災も拝殿は無事
多賀神社(高崎) - 古代に多賀大社を勧請、中世に鹽竈神社に合祀、近世は神明神社に
高座神社(南相馬市) - 相馬氏の崇敬も、江戸初期に衰微、江戸後期に式内社に比定
立鉾鹿島神社 - 武甕槌神が「鉾」を立てた地、光圀の子・初代水戸藩主が奉納した楼門
塩流神社 - 江戸期には「塩竈明神の姉」とされた熊ヶ根村の鎮守、5月に町内総出の例祭

大衡八幡神社 - 秀吉の奥州仕置で塩浪館が落城し現在地に遷座、元旦に願い花火打上奉納
諏訪神社(仙台市太白区) - 平安期に源頼義が勧請、境内に安産の神の山神社、5月例祭
鹿島神社(加美町赤塚) - 田村麻呂の創建、歴代領主と伊達家の崇敬、要石と悲恋の姫
春日神社(平塚市) - 平塚宿鎮守、源頼朝が安産祈願、江戸後期の特徴有す石製狛犬
遠賀神社(井岡) - 「出羽高野」と称された式内・岡大権現、江戸期は伽藍9院・末寺6寺

鹿島天足別神社 - 樹齢800年のアカガシ、巨大な亀石、北畠顕家らに崇敬された式内古社
鹿島天足和気神社 - 亘理鹿島三社の元宮かつ総社の鹿島宮、崇神天皇の裔とされる社家
櫛梨神社 - 琴平町の如意山南西例に鎮座、神櫛皇子が奉斎し、死後に奉斎された式内社
新北神社 - 川副三郷の崇廟神、佐賀鍋島藩主家の崇敬、10月秋祭に「三重の獅子舞」
布都神社(西条市) - 愛媛の石上、往時は62回の勅願・壮麗な社殿、謎を呼ぶ秘密祭神

鹿島神社(郡山市西田町) - 奈良期に勧請、境内には純白の巨大なペグマタイト岩脈
王城神社 - 神武天皇が創祀、後に筑前国衙に遷座した大城大明神、11月に真魚箸神事
神野神社(丸亀市) - 継体朝の創祀、土師祖神を祀り菅原道真も神像を奉納、八幡宮とも
宗形神社(米子市) - 国史・式内の古社、歴代武将・領主の崇敬、県下有数の宗像古墳群
蘇我比咩神社 - 「我、蘇(よみがえ)り」と蘇我伝承、春日大明神と呼ばれた式内

隼神社(京都市) - 梛神社の境内、京中の式内社、奈良からの勧請か? 皮膚病に霊験
春日神社(戒外町) - 天香久山の東、万葉の丘に鎮座する式内・畝尾坐健土安神社の論社
阪門神社(橿原市) - 江戸時代には春日神社、式内「坂門神社」の説も、境内に観音堂
善根寺春日神社 - 25氏族の春日講、10月1日にどぶろく御神酒醸造、15日に王代津祭
蛟蝄神社(利根町) - 水と土の神を奉斎、「立木」の地名は日本武尊の故事にちなむ

羽田春日神社 - 平安期の勧請、白鷺の羽根が田に落ちた地、樹齢1000年の大フジが有名
小斎鹿島神社 - 鹿島大神苗裔38社の一つ、3月の馬に乗らない流鏑馬「奉射祭」が有名
大須賀大神 - 平安初期創建の春日系、4月中旬「伊能のおあそび」と伊能歌舞伎
大己貴神社(筑前町) - 『日本書紀』記載の国内最古の説が根強い神社、夜須郡の惣社
春日神社(米沢市) - 上杉謙信が創建、上杉氏の米沢移転により遷座、鷹山の極秘誓詞

井関三神社 - 亀山に奥宮、順次合祀の3柱を祀る式内井関神社、開帳式や盆供養
美談神社 - 合祀・境内も含め式内5社、中世から近世は八幡宮、風土記記載社
智伊神社 - 風土記「知乃社」、地名「知井宮」、社名「智伊」は同じこと、出雲大社の古材
奥宇賀神社 - 大正期に風土記記載・式内二社などを合併、境内社に稲荷、御神木
鹿嶋神社(朝日町) - 健甕槌命が巡行、歴代武将の崇敬、豊かな樹叢と5月に稚児舞

鹿島神社(加賀市) - 大聖寺川河口と北潟湖に臨む陸地続きの小島、継体朝の勧請
榆山神社 - 木之本古墳群がある旛羅大神、成田家の崇敬、江戸期には熊野三社大権現
春日神社(行方市) - 11月23日に青沼のどぶろく祭り、平安初期創建の際の故事にちなむ
春日神社(坂出市) - 南海の悪魚討伐で軍神を奉斎、道真や讃岐院も参拝、10月に太鼓台
劔神社(直方市) - 筑紫物部氏ゆかり、高倉下を奉斎か?イザナギの十拳剣に縁深く

志波姫神社(大崎市) - 奈良朝の創祀、式内名神大社の論社、江戸前期に現在地に遷座
大売神社(篠山市) - 垂仁朝に創祀、領主が崇敬した昼目観音、義経の臣鷲尾十郎らを配祀
側高神社(香取市) - 香取神宮の第一摂社、御祭神は神秘、1月第2日曜日に髭撫祭
出雲乃伊波比神社(熊谷市) - 長命寺が別当、鹿島社とも氷川社ともされた式内古社
祝園神社(精華町) - 『古事記』記載の討伐された武埴安彦の悪霊、1月に「いごもり祭」

大井神社(亀岡市) - 鯉の伝承と禁忌、丹波の語源「丹の池」、平安期以来の競馬と立花
走田神社(長岡京市) - 春日神、早稲田の守護神、古くからの妙見社、正月13日に弓講
羽黒三田神社 - 泉が湧き出る穴澤、平将門の子や裔にゆかり、羽黒山大権現・穴澤大神
伊奴神社(名古屋市) - 犬の御幣で洪水除け、天武朝に稲を献上、愛犬家やペット飼い主
小倉神社(大山崎町) - 奈良前期の創建、天王山麓、秀吉が山崎の合戦で祈願した神

阿為神社 - 藤原鎌足が乙巳の変の謀議を巡らした地、重要美術品の後漢期銅鏡
科長神社 - 神功皇后所用の雛形の兜、小野妹子の墳墓に隣接、7月に神輿・だんじり
伊川谷惣社 - 4世紀古墳が残る鬼神山、神功皇后の創祀、秋祭りで獅子舞・布団太鼓
豊鹿嶋神社 - 飛鳥朝の創建、都内唯一最古の室町期本殿、獅子頭や木製の狛犬
春日神社(山添村) - 鹿島から春日大社への遷座ルート上の休息地、12月申祭り

火走神社(泉佐野市) - 火の上を走る神事からの命名、火の神、室町期の摂社社殿
田中神社(三ヶ尻) - 肥沃な地の三ヶ尻、水田の中にある田中天神、境内には要石
石作神社(長久手市) - 尾張氏系の石作連の祖を祀る、10月にオマント岩作警固祭り
夜疑神社 - 弥生時代からの聖地、八木氏の祖神を奉斎、唐臼のタブーと雨乞い
矢代寸神社 - 波多氏の祖神を奉斎、昔は岸和田藩の、今は阿間河谷・八田の一ノ宮

土生神社 - 白河上皇駐蹕の祉に北野を勧請、10月にだんじり曳行、古式の神事
率川神社 - 市内最古の神社、神武皇后と父母を奉斎する子守明神、6月に三枝祭
春日神社(高浜市) - 大山公園の高浜総氏神、10月に全国的に有名な「おまんと祭り」
調田坐一事尼古神社 - 一事尼古神は一言主神と同神、一願成就、3月に御田植祭
伊居太神社(尼崎市) - 伊居太古墳、もとは坂合部連が祖神を奉斎、10月にふとん太鼓

梶無神社 - 東遷で祖神に祈願した神武天皇が創祀、10月に2夜連続ふとん太鼓
栗原神社(東大阪市) - 中臣栗原連が祖である中臣雷大臣命を祀る、春日四神を合祀
春日神社(杉並区宮前) - 江戸前期に新田開発祈願で創建、「早間の大宮前ばやし」
春日神社(青梅市野上町) - 江戸前期の本殿、野上など4ヶ村の鎮守、獅子舞など
河分神社 - 宮山を崇拝、平安期に春日を勧請した「河分明神さん」、例祭は11月

夜都岐神社 - もとの春日神社、社地交換で現社号に、大社との関係深く春日移し
黒田神社(藤井寺市) - 大和川河床の船橋遺跡と関係か? 藤原系の黒田大連ゆかり
柏原黒田神社 - もとは塩殿神社、戦後に黒田と春日の両社を勧請合祀、7月だんじり
桜実神社(榛原笠間) - もとは神祇官の御坐祭神八座の一つ、20年改築、戦国期棟札
加蘇山神社 - 石裂山、奈良期創建の国史見在社、頼義父子や皆川広照の崇敬

賀蘇山神社 - 石裂山南麓、尾鑿山山頂を遥拝、神代杉と黒ダルマ、9月に獅子舞
池袋御嶽神社 - 桃山期の創祀、江戸前期に創建、西池袋鎮守、池袋にちなむ梟お守り
富都神社 - 由緒不詳も「布都」「登美」で物部色が濃厚、近世には牛頭天王
二宮神社(安堂町) - 杵築神社と春日神社を併せた「ふたみや」、7月にだんじり巡行
門僕神社 - 門部連が奉斎した古社、「曽爾の獅子舞」と人身御供の名残の神事

植木神社 - 植木牛頭天王、7月最終土日の祇園祭は巡行と神輿の舞が有名
五社神社(右左口町) - 役小角が開基の円楽寺、富士山信仰始源、11月に神輿渡御
剣神社(防府市) - 右田ヶ岳、仲哀天皇が奉斎、神功皇后が雄たけびをあげた坂
花垣神社 - もとは春日社、春日大社の神が見たいと宣った八重桜、芭蕉も一句
都留彌神社 - 平安期創建、大干ばつで霊験発揮、旧地は今の布施戎神社の地

佐備神社 - 忌部氏の流れを汲む佐味氏、10月にだんじり、4月には神楽祭
賀茂春日神社 - 創祀は賀茂社が欽明朝、春日社が文武朝、信玄の歌、家康の寄進
楯原神社 - 武甕槌大神の剣と大国主大神の鉾、境内に「神宝 十種之宮」
袖ヶ崎神社 - 平安後期に京都稲荷山を勧請した忍田稲荷、越前から移住の宮司家
大生部兵主神社(奥野) - 平安初期に兵庫が建立、兵主神を奉斎、後に市場と分離

大国玉神社 - かつての鹿島明神、徳川光圀の奉納、1月に鍬打祭とさやど廻り
鹿島神社(春友町) - 昔は「速玉」と呼ばれた地に、式内の女神を奉斎、石抱き欅
安田稲荷神社 - 夜間に屋台の練り、境内に一泊する播州でも例を見ない風習
有賀神社(水戸市) - 式内論社、「虫切りの神」11月に御神体が移動する磯渡御
布忍神社 - 『日本書紀』にある「布忍」、江戸期本殿、イチハラヒロコ恋みくじ

春日神社(茨木市清水) - もとの「須久久神社」一座、平成に不審火も再建
桙衝神社(須賀川市) - 日本武尊が創祀、奈良期に鹿島、江戸前期社殿と太鼓獅子
鹿島神社(鳥谷野) - 『万葉集』などにも歌われた鳥谷野、正一位の式内論社
鹿島神社(小田) - 小倉の地に勧請、伊達家の崇敬、家臣の牧野家が現社家の祖
鹿石神社 - 坂上田村麻呂の勧請とも、由緒不詳、鹿妻鹿踊りが奉納されることも

稲荷神社(足立区足立) - 合祀して弥五郎新田の総鎮守、富士塚と万燈神輿
高龗神社(貝塚市) - 持統天皇御幸以来の例祭、泉州最古の戎様・脇浜戎大社、火渡り
鹿島神社(岡島) - 成務朝の勧請、平安期に勅使で遷座、10月に奇祭「水かけ祭」
大津神社(泉大津市) - 和泉国府の外港、式内「粟神社」など合祀、10月だんじり
鹿島神社(国見町) - 奈良朝創建、空海ゆかりの医薬神社を合祀、10月神輿宮入り

賀茂神社(生穂) - 欽明朝の上賀茂神田、中世には四社明神、蜂須賀家の崇敬
春日神社(三林町) - 古墳、奈良朝に常陸・河内を奉斎、境内社に式内「穂椋神社」
阿久刀神社 - 『古事記』奴理能美の裔の阿久刀連、霊験あらたか御神木ムクノキ
官舎神社 - 境内は国の史跡「離宮院跡」、豊漁と安全の神、2月に龍頭の獅子舞
井手神社 - 伊勢の長井御厨、片葉の葦で知られる、「大井湯用水の掛樋」も

中島惣社 - 飛鳥朝に五穀豊穣が祈願された食物神の女神、中島郷48ヶ村の親宮
耳常神社(四日市市) - 船木氏や西脇氏が奉斎の下之宮、上之宮の耳利神社を合祀
長谷神社(桑名市) - 藤原氏にあやかりたいと常陸を勧請、桑名宗社にも協力
丹生神社(多気町) - 縄文からの丹生鉱山、祈雨・祈晴の神、神宮古材と伊勢椿
岸城神社 - 岸和田城三ノ丸、9月に岸和田祭、急坂を一気に駆け上がるだんじり

曽許乃御立神社 - 武甕槌命が常陸からの途上で休憩、珍しい構造の社域、六摂社
鎌田神明宮 - 豊受大神が船で渡御してきた地、神宮御厨、遠州の大社、虫封じ
武部八幡宮 - 日本武尊の武部、平安期に八幡勧請、10月に引灯篭や神楽の行列
春日神社(日の出町) - 日本武尊が東征で立ち寄ったとも、9月例祭で「鳳凰の舞」
高杜神社(高山村) - 諏訪神の第八子、江戸期社殿・本殿、善光寺平随一の杉並木

穴石神社 - 穴師の神か、風神か、もとは天津社、1月に川に綱を渡す神事
真木山神社 - 和銅3年以前の創祀、白石明神とも、4月に江戸中期以来の能楽奉納
比々岐神社 - 飛鳥朝の創立とも、北山・上津八幡宮、伊賀の乱で白龍現れ焼失回避
城上神社(大田市) - 石見銀山と遷座、江戸後期の重層式拝殿「鳴き竜」と亀石
山口神社(和歌山市) - 坂上田村麻呂に関する伝承、山口王子を合祀、「霊烏」の信仰

子安神社(かすみがうら市) - 平安初期の創建、頼義・義家が崇敬、江戸期社殿
形部神社・佐波良神社 - 八社宮の二座、和気清麻呂と関連? 大河ロケの「千年杉」
春日神社(上新庄) - 榊の大木を奉斎、桃山期にならを勧請、クスノキや土俵
佐志能神社(笠間) - 佐白山山頂の笠間城跡、三白権現、僧兵の争いにちなむ大黒石
玉田神社(久御山町) - 平城・平安遷都で日本最初の方除宮、丹波津宮、御牧の神馬

桑津天神社 - 桑の木の多い港と機織り、仁徳天皇妃・髪長媛の病気を快癒した神
荒見神社(久御山町) - もとは大歳神を奉斎、後に五社大明神、元禄以来の古文献
神津神社 - もとは八幡神社、天正年間の勧請か、1月に十三戎祭、枕太鼓・獅子舞
梅田春日神社 - 地域の中心的な神社、境内に雷除けの猿田彦神社、4月に太々神楽
鹽竈神社(港区) - 仙台藩4代藩主が江戸屋敷に勧請・奉斎、安産守護の霊験

御穂鹿嶋神社 - 本芝両社の御穂神社と鹿嶋神社が、平成の世に合併して社殿造営
岸和田天神宮 - 南北朝期に八坂神社を勧請、江戸中期に天神を合祀、だんじり祭り
春日神社(勝竜寺) - 光秀が秀吉から逃れた勝竜寺城の南に鎮座、江戸期の境内整備
春日神社(新井宿) - 鎌倉期に奈良を勧請、旧新井宿村の鎮守、6月に古式例祭
磐手杜神社 - 鎌足が勧請、中世には社殿の見事さ称えられ春日社へ、5月に馬祭

春日神社(成合北の町) - 往時は近隣75郷春日社の本社、大正期まで続いた雨乞い
稲荷神社(貝塚市森) - 木島谷の総社、岸和田藩主家による崇敬、古くからだんじり
西葛城神社 - もとは深谷神社、明治期に全村合祀、大正期に楠神社の地に遷座
春日神社(茄子作) - 室町期に奈良を勧請、茄子図案の御朱印、なすの独自キャラ
玉姫稲荷神社(台東区) - 浅草「靴まつり」、境内に口入稲荷神社、口入り狐

平井天祖神社 - 南北朝期再興の記録、江戸末期の社殿と銅製の注連縄、4年ごと大祭
鹿骨鹿島神社 - 春日遷座で神鹿が倒れた地に勧請、5氏の氏神を合祀した五社神明社
春日神社(泉佐野市春日町) - 奈良末期に勧請、南北朝に社殿造営、三社殿、狛犬
春日神社(彼方) - 空海が創建したとも、彼方の宮さん、10月にだんじり祭り
西小松川天祖神社 - 室町期に下総から移り住んだ神職家の祖が創立、寛永の棟札など

住吉神社(寝屋川市) - 江戸初期に高台の現在地に遷座、伝統の十日戎・ねや川戎
御厨神社 - 神功皇后が兵糧を集めた地、道真が上陸、宿をとり、松植えた天満宮
春日神社(春木町) - 古くから物部布留神社、奈良期に春日社に、弘法大師伝承
高向神社(河内長野市) - 近世には五社明神、江戸初期本殿、幕末絵馬、日野獅子舞
宮浦神社(姫路市) - もと式内・家島神社? 天神祭で当社火を採火、白髭霊祠

春日神社(小野原西) - 奈良期に創祀、平安期に春日社に、10月に神輿と太鼓の巡行
吉田春日神社 - 聖地・花園に近いラグビー神社、江戸前期再建の特異な造りの本殿
忠岡神社 - 源平期の伝説、金運上昇の御神木「みいさん」、句碑、秋にだんじり
春日神社(田尻町) - 奈良期の開村時に勧請、明治期に吉見藩の陣屋、玉ねぎの碑
春日神社(宮山町) - 平安前期に修繕の「つつじの杜」、4月につつじ園が開園

南近義神社 - もとは丹生神社、後に天野明神、明治期に周辺各社合祀、36柱の神々
鹿島玉川神社 - 平安期に常陸を勧請、玉川大明神、江戸初期形式の本殿、鹿の舞
杣保葛神社 - 愛宕社の杣保神社と牛頭天王の葛神社が合併、古式残す4月例大祭
浅間神社(横浜市西区) - 平安期に富士浅間を勧請、旧芝生村の鎮守、6月に例大祭
蛭子神社(那賀町和食) - 空海が遷宮、流鏑馬、県指定の天然記念物「ボウラン」

中井御霊神社 - 1月13日に備射祭、多くの関連文化財伝わる、江戸から近代の社殿
多武峯内藤神社 - 新宿御苑一帯の内藤清成が談山と春日を勧請、駿馬塚と三菱鉛筆
阿陀比売神社 - 「にえもつの里」の「シメシカケノ森」、隼人の祖、安産の神
高座神社(山南町) - 丹波国造家の祖神、江戸中期の見事な社殿とフジキ、石鳥居
高座神社(青垣町) - 子宝・蟻の宮と蚕の宮、水占いと丹波布・シカ革のお守り

石壺神社 - 風土記期所載社、八岐大蛇の尾を祀った旧尾原村、境内に尾呂地神社
春日神社(鯖江市鳥井町) - 崇神朝の創祀、もとは「御板」、江戸初期本殿が重文
八幡神社(福井市片粕町) - もとは白山社で五社宮、十六羅漢石仏と藤神様
春日神社(小菅ケ谷) - 山内首藤氏が創建、戦国期再興、本郷6ヶ村の総鎮守
吾妻神社(中之条町) - 和利宮、吾妻七社明神の一つ、拝殿彫刻や献額・絵馬・算額

建布都神社(市場町) - 平地祠・平治権現「おへーしさん」、式内比定で改称
建布都神社(土成町) - 杉尾社、北八幡宮とも呼ばれた式内論社、西宮神社と合併
赤田神社(阿波市) - 『日本書紀』記載の「吾田節」の神とも、式内論社
国津神社(壱岐市) - 鹿島神の青波加大明神、式内の国津神社・物部布都神社の論社
左肆布津神社(芦辺町) - 平江大明神「おひらえ様」、壱岐郡式内二社の一つ

神神社(総社市) - 三輪山明神、もとは宮山古墳のある高梁川東岸の三輪の地
高越神社 - 阿波富士とも呼ばれる霊山、忌部氏・役小角・空海より前から?
伊射奈美神社(穴吹町) - 町内最古の室町期の棟札、もとは十二所権現、昭和に改称
須岐神社(金沢市) - 奈良初期創立の春日四神、赤浜八幡神社と一時期主客逆転
石門別神社(奥田南町) - 古く石神宮・石神社、中世は石門八幡宮、江戸期に式内比定

伊笠神社 - 伊笠山山頂、創建は江戸期・鎌倉期とも、平安期存在の式内論社とも
山戸春日神社 - 神功皇后上陸伝承、往時は阿波庭神社とも、10月に秋祭り
入野神社(京都市) - 『万葉集』記載の地、春日四神を祀る、大原野神社と関係
多伎藝神社 - 風土記記載二社と式内一社の変遷、雷除け、10月に花馬の練り歩き
伊勢田神社 - 風土記記載社、国つ神から天つ神へ、近世は梵天王社、10月秋季大祭

巨椋神社 - 巨椋池のほとりで巨椋氏の祖神奉斎、後に春日明神、境内に子守神社
菅原神社(宝達志水町) - 平安期の勧請、前田利家の崇敬、江戸初期から三十三年祭
川原宮・謁盤神社 - 謁播神社の安藤家が戦火を避け足助に移住した際に奉斎か
穂北神社 - 天孫に愛されなかった磐長姫命が笠狭から去った地、山陵や円墳も
高島神社(宮浦) - 児島湾に浮かぶ高嶋に鎮座、戦前に高島宮の伝説地認定受ける

加太春日神社 - 神武東征で紀国造氏の祖が上陸、住吉神を勧請、5月にえびまつり
日置神社(高島市) - 岩劔大明神、川上荘22ヶ村の総社、4月18日に川上祭り
松尾神社(亀岡市旭町) - 秦河勝が創祀した式内論社、室町期本殿、湧水「お滝」
春日神社(笠井町) - もとは式内・若倭神社か、8月に「笠井祭り」で神輿・屋台
神田神社(白山市) - 景行朝に竹内宿禰が勧請、たびたびの勅使下向、ケヤキの古樹

春日神社(馬郡町) - 旧東海道松並木の近く、室町期に春日神勧請、式内論社とも
神妻神社 - 關野・鹿島大明神、馬主神社とも、白ひげ明神と代々続く神職家伝説
大江神社(八頭町) - 平安期から続く大江氏の崇敬、因幡二宮とも、式内三座
蜂前神社 - 直虎花押の社は応神朝創祀の式内古社、直虎御朱印帳に限定朱印
宇刈神社 - 奈良前期の創祀、本宮は中村八幡宮、式内・真草神社の論社とも

増泉春日神社 - 孝元朝の創祀、春日大社の荘園で神田の地、社叢と井戸水、稲荷社
赤王神社(北沢) - 「しゃこう」赤玉神社、北に向山古墳群、東南に同名神社
守山八幡宮(伊豆の国市) - 源頼朝挙兵の地、四條郷の総社、10月に三番叟、紅葉
村岳神社 - 太刀宮の神の臣下で神谷神社の社地選定、神が隠れた剣岩、大根の風習
高石神社(川崎市) - 多摩丘陵「お伊勢の森」、1月やぶさめ、珍しい手水の狛犬

鹿嶋神社(高砂市) - 播磨国分寺の鎮守、一願成就、香を焚き灯明をあげる風習
兵主神社(豊岡市山本) - 奈良中期の創祀、「キムネさん」貴布祢大明神を合祀
倭文神社(鳥取市) - 因幡の倭文、七躰大明神、藩主や民衆からの長い崇敬の歴史
荒井神社(南丹市) - 国史の荒井神、式内・島物部神社とも、志多非神社とも
美歎神社 - もとは因幡山の頂上付近、後に金内、その後現在地、御祭神と歓談

彌加宜神社 - 大森神社、風土記記載の杜清水が今もこんこんと、7月に大名行列
中村神社(長野市) - 大国大明神、戦国期の棟札、善光寺御開帳の大回向柱の斧入れ
春日神社(五泉市村松) - 平安初期の勧請とも、村松藩の藩主堀家の崇敬社
川合神社(長岡市) - 信濃川と魚野川の合流点、7月に武者行列や女神輿の川口まつり
御嶋石部神社(北条) - 石辺公の祖神を奉斎、後に鹿島大明神・大鹿嶋、貴重な船絵馬

多岐神社(柏崎市) - 大国主命の八世孫が開拓、式内・多多神社とも、源頼義が祈願
水嶋磯部神社(梨平) - 飛鳥朝に磯部臣が祀った式内論社、謙信の頃に武神を祀る社へ
酒井神社(鈴鹿市徳居町) - 天の忍穂井の神水、一貫して宇気比神社、明治に改称
酒井神社(鈴鹿市郡山町) - 酒が湧き、川をなした伝承、3年に一度の式年獅子舞
漆山神社(村上市) - 直立100メートルの明神岩、頼家が矢で屋根を葺いた矢葺明神

立坂神社(桑名市) - 本田忠勝に祥瑞、矢田八幡とも呼ばれた桑名八幡、式内論社
川俣神社(鈴鹿市西富田町) - 安楽川北岸、古くは八王子、亀山藩による式内認定
廣幡神社(菰野町) - 菰野藩主が子の全快で勧請した正八幡宮、江田社などを合祀
下野尻春日神社 - 「石に御霊を留座する神」以前は投石神事、今は獅子舞
若宮神社(益田市) - 式内・菅野天財若子命神社とも、樹勢旺盛な夫婦イチョウ

大原神社(邑南町日貫) - 平安期に京都大原野を勧請、日貫村大明神、大元神楽
因佐神社 - 建御雷神が「否か?、然か?」と迫った地、伊奈佐乃社・速玉社とも
賀茂神社(邑南町) - 伝承・文化財の宝庫、相殿に式内・大原神社、5月次の日祭り
佐志武神社 - 国譲りで両神が「進み」出た地、10月例祭に伝統の神事華と神事舞
刀那神社(鯖江市) - 正月行事「おこない」、江戸前期の御正体、市内最大級の大杉

小山田神社(越前市) - 神功皇后が勧請、仲哀・継体帝が崇敬、勝手明神の旧村社
大溝神社(あわら市) - 継体天皇による開墾の際奉斎、平安期に南都春日を勧請
春日神社(福井市石畠町) - 式内・石田神社の論社あるいは旧地、戦後に復社
金津神社 - 継体天皇が勧請、もとは式内・大溝神社、7月に山車など金津祭り
柴神社(永平寺町) - 奈良初期の鎮座、芝原郷8ヶ村の鎮守、10月2日鳳輦廻し巡行

【主な御神徳(ご利益)】
技芸・スポーツ上達必勝祈願勝運交渉成功平安安寧病気平癒

【関連キャラ】 
タケミカヅチ - 高天原の最終兵器・改は国譲りの英雄