火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)

火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)の別名で、またの別名を火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)。

『古事記』において、イザナギイザナミによる国産み、島産みが終わった後、神産みの十六番目(累計十七柱目)に生まれた神。

火の神であったために、出産時にイザナミは女陰に火傷を追い、これがもとでイザナミは死んでしまう。その後、怒ったイザナギに十拳剣・アメノオハバリで殺された。

殺されたヒノカグツチノカミの体から複数の神々が生まれている。

殺されたヒノカグツチノカミの体から生まれた神々
マサカヤマツミノカミ - 頭
オドヤマツミノカミ - 胸
オクヤマツミノカミ - 腹
クラヤマツミノカミ - 性器
シギヤマツミノカミ - 左手
ハヤマツミノカミ - 右手
ハラヤマツミノカミ - 左足
トヤマツミノカミ - 右足

神産みで生まれた神々
オオコトオシヲノカミ
イハツチビコノカミ
イハスヒメノカミ
オオトヒワケノカミ
アメノフキオノカミ
オオヤビコノカミ
カザモツワケノオシヲノカミ
オオワタツミ
ハヤアキツヒコノカミ - ハヤアキツヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
ハヤアキツヒメノカミ - ハヤアキツヒコノカミと結婚し、八柱の子をもうける
シナツヒコノカミ
ククノチノカミ
オオヤマツミ - カヤノヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
カヤノヒメノカミ - オオヤマツミと結婚し、八柱の子をもうける
トリノイハクスブネノカミ
・ヒノカグツチノカミ

 【主な登場場面】
イザナギとイザナミの神産み 何も女神のそんなもんから生まれなくても…

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【ヒノカグツチノカミを祀る神社】
熊野本宮大社 - 熊野三山の一つ、「神を父に仏を母に」に祀る「人生甦りの地」
懐古神社 - 「上を向いて歩こう」や『あの夏で待っている』ゆかりの小諸城址にある神社
宝登山神社 - ミシュラン1つ星に選定された、ヤマトタケルと火の伝承が残る古社
宇流冨志禰神社 - 神武建国以来の創祀、春日神ともゆかりの深い式内社で元伊勢
蛭子神社(名張市) - 元伊勢「隠市守宮」の候補地、親しまれる祭礼「えべっさん」

高宮神社(甲賀市) - 元伊勢「甲可日雲宮」伝承地、狼が神使で各種伝説も残る
野志理神社 - 元伊勢「桑名野代宮」の伝承地、長島一揆か関ヶ原の戦いの千人塚も
神館神社 - 「若宮さん」と親しまれる三重・桑名の元伊勢「桑名野代宮」伝承地
布気皇館太神社 - 三重県亀山市、式内社で元伊勢「奈其波志忍山宮」の伝承地
加世智神社 - 三重県松阪市、風の神? カザモツワケノオシヲノカミを祀る、漁撈の神

相鹿上神社 - 三重県多気町、中臣氏同属の大鹿氏ゆかり、元伊勢「伊蘓宮」伝承地
畠田神社 - 明治期に多数の式内社を合祀、『倭姫命世記』の「兵名胡神社」もか?
瀬古口稲荷神社 - 三重県名張市、伏見からの勧請、元伊勢「三輪神社」を合祀
美波多神社 - 新開発の村に勧請された氏神が、元伊勢などを合祀して地元に根付く
斐伊神社 - スサノヲのヤマタノオロチ退治の場所という伝承が残る氷川神社の元宮?

櫻井神社(安城市) - 桜づくしの地名、三河三白山の一社、一部ファンは嵐神社
大野神社(愛西市) - 大正期に大野村の神明、八幡、秋葉の各社が合併して成立
黄金山神社(涌谷町) - 日本初の金の産出地、東大寺大仏の完成に寄与した式内古社
愛宕神社(福岡市) - 鷲尾権現と愛宕権現が合併した、福岡市内を一望できる神社
若宮神社(日田市若宮町) - 旧竹田村、日田祇園の一社、911年に郷に勧請された若八幡

高岡関野神社 - 日本遺産の御車山祭で有名な、式内論社や高岡城鎮守を合祀した関野三社
佐太天神宮 - 道真が左遷途次に残した自身の木像と自画像を没後50年ほどで祀り創建
神谷神社 - 建造年の明らかな神社建築としては日本最古、国宝の本殿 磐座と弥生土器
国玉神社(豊前市) - 強盛を誇った求菩提山の修験道、国宝「銅板法華経・銅筥」
保呂羽山波宇志別神社 - 「霜月神楽」で有名な、中世では修験道の聖地 秋田の式内社

闘鶏神社 - 熊野三山の全ての御祭神を祀る別宮的な存在、湛増と弁慶ゆかりの勝負の神
太平山三吉神社 - 「けんか梵天」が有名な山の神で、力・勝負・破邪顕正を司る力強い神
愛宕神社(港区) - 東京23区最高峰26メートル愛宕山に鎮座する火防の神、出世の石段
秋葉山本宮秋葉神社 - 全国の秋葉系寺社の起源、12月に「秋葉の火まつり」、火防の神
八幡朝見神社 - 別府温泉の総鎮守、「別府温泉まつり」の開催地で、ひょうたん石なども

荒田神社(多可町) - 少彦名命が降臨して村人を救った式内の古社、坂上田村麻呂ゆかり
火雷神社(玉村町) - 上野国八宮、黄泉の国のイザナミの体に生じた八雷神を祀る下之宮
波多岐神社 - 仁徳天皇を祀る伊賀国三宮の式内古社、境内社にも式内「宇都可神社」
愛宕神社(京都市) - 総本宮、京都定番の火防の神、光秀が参籠して本能寺の変を決意
榛名神社 - 上野国六宮、神仏習合後は巌山として聖地に、江戸期の社殿はいずれも重文

大宮売神社 - 丹波国二宮、弥生時代からの祭政中心地で、大宮売神を祀る最も古い社
玉造稲荷神社(大阪市) - 豊臣秀頼の銅像が立つ、大坂城三の丸跡に鎮座する五大稲荷
橘樹神社(茂原市) - 弟橘比売命御陵が残る、日本武尊のお手植え橘が御神木の古社
淡海国玉神社 - 惣社大明神と呼ばれた遠江国総社、三式内社を合祀、飛地境内二社も式内社
鳥野神社(直方市) - ニニギやヤマトタケルの伝承、福智山に今も上宮が残る国史見在社

總社 - 現代まで姿を維持する全国的に珍しい備中国総社、境内社に式内「野俣神社」も
雄郡神社 - 586年に宇佐を勧請した国史見在社、松山八社八幡の一社で喧嘩神輿でも有名
厳島神社(釧路市) - 19世紀初頭に安芸から勧請して創祀、釧路一之宮の市民の守護神
水尾神社(高島市) - 三尾君の祖神と継体天皇の母を祀る、出産譚と墓地が伝わる古社
三尾神社 - 「うさぎ」で有名な卯年生まれの守護神、境内には朝瓜祭の日御前神社も鎮座

敬満神社 - 一帯に分布する渡来系氏族の秦氏の氏神である敬満神を祀る名神大社の古社
大高山神社 - 日本武尊と、聖徳太子の父・用明天皇の逗留、白鳥伝説・信仰が残る古社
大川神社(舞鶴市) - 顕宗天皇期の創建、五穀豊穣・養蚕、病除・安産の神で丹後の名社
志波姫神社(栗原市志波姫) - 聖武天皇の頃の創建、伊豆野堰の完成とともに再興・遷座
健御名方富命彦神別神社(飯山市) - 江戸期から御柱が行われる大宮諏訪社、境内社は重文

宗佐厄神八幡神社 - 和気清麻呂の危機を救った猪を出した厄除大祭で知られる厄神さん
愛宕神社 (笠間市) - 式内論社の境内社・飯綱神社「悪態まつり」が有名な火防の社
御霊神社(鎌倉市) - 左目に突き刺さった矢のエピソードが有名、9月には面掛行列を斎行
還熊八幡神社 - 松山秋祭りでは3体の喧嘩神輿「鉢合わせ」も、河野氏・加藤氏崇敬の社
唐松神社 - 「女一代守神」女性の一生に関わる守護神で、全国から女性の参拝がある社

大鳥神社(目黒区) - 区内最古の創建1200年、11月の酉の市で知られる江戸九社の一つ
上野天満宮 - 京を追われた安倍晴明一族が創建した名古屋天神、受験合格・除難招福の神
火男火売神社 - 火の神・男女2柱、鶴見岳山頂・中腹・山麓の三宮からなる別府温泉の守り神
温泉神社(那須町) - 舒明天皇の時代に発見された那須温泉の守護神、那須与一ゆかり
八心大市比古神社 - 三島神社とも呼ばれる大ケヤキや元禄期の絵馬、6月にじんじん祭り

火産霊神社(福井市) - 福井藩祖松平秀康が創建した「秋葉さん」、「馬鹿ばやし」が有名
日高神社(奥州市) - アテルイ降伏直後の創建、源義家の杉や太刀洗川、火防祭が有名
花窟神社 - イザナミとカグツチが眠る日本最古の地、2月と10月の例大祭「御縄掛け神事」
鹿島御児神社 - 武甕槌命とその御子を祀る式内社、陸奥国の鹿島大神苗裔38社の一社
溝咋神社 - 神武天皇皇后とその母の一族を奉斎、鴨氏と三島勢力との交流うかがえる式内社

永山神社 - 北海道旭川、村名と社名になった将軍・永山武四郎ゆかりの上川最古の神社
天別豊姫神社 - 神辺大明神・甘濃厳大明神とも呼ばれた、備後最古級とされる神社の一つ
広瀬神社(狭山市) - ヤマトタケルが大和廣瀬大社を勧請した式内社、10月に神輿巡幸
愛宕神社(天童市) - 最上義光が天童城を攻略した後に、本丸跡に社殿を建立して創建
阿彌神社(阿見町中郷) - 古くは鹿島明神と呼ばれた、豊城入彦命を祀る式内論社の古社

雷神社(糸島市) - 垂仁天皇が敵国降伏の神として創建、雨乞いの神としても知られる古社
安久美神戸神明社 - トヨッキーのモデル、徳川家康も参観した奇祭鬼祭が有名な伊勢神領
高椅神社 - 料理の祖神が留まった地、その子孫に奉斎された「日本一社禁鯉宮」コイ明神
伊勢崎神社 - 「いいふくさま」、1月に上州焼き饅祭、8月の「いせさきまつり」には神輿
荒神社(高山市) - かつては女人禁制の聖地、夫婦杉と、4年に1度閏年のあまざけ祭り

大山神社(富加町) - 白山宮・加茂明神とも呼ばれた下大山明神、式内加茂郡九座の一社
伊弉冊神社(明石市) - 三木城主別所氏の崇敬社、1月には近在にない大規模などんと焼き
和田神社(神戸市) - 朝鮮通信使の祈願を成就、勝海舟や慶喜も訪問、5月例祭にだんじり
早吸日女神社(佐伯市) - 平安末期に創建、2年ごとの大祭で八人太鼓及び獅子舞の演舞
白子神社(米沢市) - 奈良期創建、米沢の町発祥、上杉鷹山が藩政改革と倹約を誓った社

楯縫神社(美浦村郷中) - 普津主神が甲楯を脱いだ楯脱山、室町期の木造狛犬、信太郡一宮
大津神社(飛騨市) - 近世まで諏訪大明神と呼ばれた飛騨国式内八社の一つ、4月に神岡祭
重蔵神社 - 8月の輪島大祭のキリコ祭り、3月に数百年の歴史ある如月祭、朝市通りに産屋
佐那神社 - 『古事記』に天手力男命が坐したと明記された式内社、伊勢外宮と深い関係
伊賀東照宮 - 神託を得て徳川家康や出雲の神など昭和期に奉斎、日光から移植された楓樹

栗原神社(高山市) - 飛騨国式内八社の一つ、江戸期には白山権現とも、樹齢300年の大杉
長洲神社(宇佐市) - 奈良時代に京の上賀茂神社を勧請、5月にコンコンチキリンの葵祭り
愛宕神社(金沢市) - 加賀藩草創期に卯辰山に社殿造営された、武士の誓約を司る火の神
穴水大宮 - 西行が歌に詠んだ辺津の入り江に宗像三女神を祀る、北陸最古の絵馬が残る
尾陽神社 - 尾張藩祖を祀る旧県社、現在は天照大御神を主祭神とし、久延彦神社を勧請

粟嶋神社(佐伯市) - 南北朝時代の創建、懐良親王の海難を治めた紀州粟嶋明神を勧請
三島神社(臼杵市) - 鎌倉期創建、安土桃山時代からの卯の市、臼杵最古の獅子舞と巨木
沖田神社 - 岡山市の干拓地総鎮守、高松城水攻めゆかりの道通宮、3月に御神木の争奪戦
末廣神社(玖珠町) - 江戸初期に伊予大三島を勧請した三島宮、江戸期の二階建て茶屋
尺間神社 - 魔を払う霊峰尺間山山頂に鎮座する、江戸期に開かれた東九州を代表する霊場

二葉山神社(宇佐市) - 昭和の大横綱・双葉山の生家近く、奈良期の創建、落雷の伝承
熊野神社(倉敷市林) - 役小角が紀州本宮を勧請した「日本第一」、室町期の本殿が現存
行縢神社 - 日本武尊が熊襲征討時に命名した聖なる山、奈良期に熊野を勧請、源為朝も参籠
宇曽嶽神社 - 宇曽嶽の山頂と中腹に本宮、子供の虫封じの神、ゴールデンウィークに大祭
伊福部神社 - 五師宮とも呼ばれた式内古社、江戸期に火災で勧請した愛宕社と8月に火祭り

温泉神社(別府市青山町) - 別府温泉の鎮守神、別府八湯温泉まつりの開会奉告祭と神輿
山上大神宮 - 函館鎮座、南北朝期に伊勢を勧請して創祀、土佐の武市半平太の親戚が神職
天祖神社(由布市) - 由布岳の南西麓にある金鱗湖畔に鎮座、龍神と清水が湧き出る境内
春日神社(鹿児島市) - 鹿児島五社の中で最古、もとは島津家が滅ぼした長谷場氏の氏神
居神神社 - 北条早雲に敗れた三浦義意の首が飛来した地、5月例大祭は浜下りと居神流

出雲大社大阪分祠 - 主祭神が大国主命ではない、修験道・密教要素がある特徴的な分祠
鵠沼皇大神宮 - 相模国土甘郷総社「石楯尾神社」に建立された烏森神社、8月祭りに山車
嶽六所神社 - 「副川」のある神宮寺岳山頂に飛鳥朝に創建、6柱を祀る、3月に梵天奉納
岩関神社 - 天正元年の創建、岩堰用水路を完成させた梅津政景を合祀、例祭は5月3日
荒雄川神社(鳴子温泉) - もとは荒雄岳山頂鎮座の式内社、境内に明治天皇愛馬を祀る

荒雄川神社(岩出山) - 縄文時代の祭祀遺跡も残る、歴代武将に崇敬された奥州一の宮
愛宕神社(登米市豊里町) - 江戸前期に相川城主武山牧之進真光の子が移住して創建
遠賀神社(井岡) - 「出羽高野」と称された式内・岡大権現、江戸期は伽藍9院・末寺6寺
愛宕神社(仙台市) - 南の愛宕山、伊達政宗らも崇敬した火防鎮護・辰巳歳生一代守護
醫師神社(霧島市) - 薩摩藩三薬師「門倉薬師」の「やくっさー」、平田・吉田の辞世

御勢大霊石神社 - 仲哀天皇崩御の地、神功皇后が御魂代の石を奉斎して三韓征伐を成功
賀茂神社(うきは市) - 賀茂大神が天降った地、4月に南北朝期以来の「浮羽おくんち」
西寒田神社 - 大分市の西寒多神社の元宮とも、臼杵・豊後大野の境に鎮座する鎮国一宮
高倉神社(伊賀市) - 卑弥呼の父?が創祀した倉庫の神、桃山期の社殿とシブナシガヤ
神野神社(丸亀市) - 継体朝の創祀、土師祖神を祀り菅原道真も神像を奉納、八幡宮とも

正八幡神社(行橋市行事) - 宇佐を勧請した正ノ宮、江戸中期の社殿、神幸祭は5月
能登部神社 - 能登国造の祖らを祀る、前田利常誕生の地、11月にどぶろく祭り
高岩神社(能代市) - 悲劇と勧善懲悪、清水寺に似た「舞台造り」、小正月に裸参り
蛟蝄神社(利根町) - 水と土の神を奉斎、「立木」の地名は日本武尊の故事にちなむ
綴子神社 - 東北地方最古の八幡宮、7月に鎌倉期以来、ギネス認定された「大太鼓祭」

山神社(豊岡市) - 山宮と称された下り宮、ホオノキ・ケヤキの巨木、但馬名神十社の一つ
日割御子神社 - 干崎、日破宮とも称された熱田大社の境内摂社、熱田七社の一つ
愛宕神社(遠山町) - 上杉鷹山が雨乞いした社、8月1日に景勝以来の愛宕の火祭り
計仙麻大嶋神社 - 平安期開山の田束山、式内の二つの論社、藤原秀衡・葛西氏の崇敬
蔵王山神社 - 蔵王山の山形側の熊野信仰、熊野岳山頂、瀧山・酢川温泉神社と三社一宮

洲原神社 - 美濃、正一位の白山比咩神社前宮、ブッポウソウ繁殖地、江戸期修繕の社殿
根古屋神社 - 甲斐獅子吼城の鎮守、天正壬午の乱を見守った大ケヤキ二本が天然記念物
榆山神社 - 木之本古墳群がある旛羅大神、成田家の崇敬、江戸期には熊野三社大権現
久保島大神社 - 式内論社の無格社山神社が、村社などを合祀して改称した久保島鎮守
白瀑神社(八峰町) - 秋田、円仁の開基、8月に神輿が滝壺の中を練り歩くみこしの滝あび

甕甕神社 - 旧那珂郡の総社、酒造の甕「みかの神社」、古くは例祭に醸造の慣習も
出雲乃伊波比神社(寄居町) - 源頼義が八幡信仰へ、洪水で遷座、八幡塚や宮乃井
八幡神社(大仙市神宮寺) - 田村麻呂が創建した神宮寺岳の里宮、9月に旗背負いと奴振り
奈良神社(熊谷市) - 崇神天皇五世孫の奈良別命を祀る式内古社、以前は熊野社、長慶寺
杉山神社(新羽町2576) - 「根古屋の庄荷場の郷」と呼ばれた地に日本武尊を奉斎

小虫神社 - もとは大江山中腹の池ケ成鎮座の虫宮、4月に大虫神社と合同祭典
火雷神社 宮中大膳職坐神三座の一座 - 笛吹の葛木坐火雷神社を勧請か、宮中式内
大井神社(亀岡市) - 鯉の伝承と禁忌、丹波の語源「丹の池」、平安期以来の競馬と立花
稲木神社(江南市) - 稲木別が祖神を奉斎、尾張藩の崇敬、江戸期からの「お天道さん」
片山八幡神社 - 継体朝の創建、尾張藩主の崇敬受けて再興、例祭は10月第4日曜日

鳥見神社(印西市小林) - 崇神朝の勧請、景行天皇の鳥見ヶ丘、6世紀の道作古墳群
秋葉神社(台東区) - 秋葉大権現ではないのに「秋葉」が定着、秋葉原・アキバ発祥
羊神社(名古屋市) - 羊太夫が創祀したと伝わる式内社、火除けの神、本殿は江戸後期
鳴海八幡宮 - 室町時代には大木だった御神木の大楠、10月中旬に例祭で神輿渡御
江文神社(京都市) - 男女が一夜を過ごす「大原雑魚寝」、5月江文祭、9月八朔踊り

龍野神社 - 「賤ヶ岳の七本槍」脇坂安治を奉斎、4月に桜満開のもと武者行列
茨木神社(茨木市) - 坂上田村麻呂の創建、信長の神社破却を免れるため牛頭天王社に
岐尼神社 - 紀氏・大村市の祖の枳根命、多田源氏、戦国期や江戸期の歴史舞台
熊野神社(上里町堤) - 東堤古墳群の墳丘上に鎮座、式内・今木青坂稲実荒御魂の論社
火走神社(泉佐野市) - 火の上を走る神事からの命名、火の神、室町期の摂社社殿

尼崎戎神社 - 平安期の創祀「尼のえべっさん」、1月の十日戎、大マグロに硬貨
荻窪八幡神社 - 源頼義が祈願、太田道灌の槙、例祭は9月、社家は桃山期以来の別当
氷川神社(元郷) - 戦国期に平柳蔵人が勧請した四ノ宮氷川大明神、狛犬や勾玉
大将軍神社(西賀茂) - 推古朝創建、平安京の北方守護神、本殿は賀茂社最古の建築物
香取神社(越谷市) - 室町期に下総を勧請した大沢鎮守、7月に天王様、毎月骨董市

駒林神社 - 平清盛が上陸、足利尊氏が詠じた地、平安期からの左義長、「厄除の宮」
勝利八幡神社 - スポーツ関係者に好まれる通称、江戸中期の区内最古の神社建築
若宮八幡宮社(京都市) - 源頼義の邸内に勧請、8月に日本最大級の陶器市
赤羽神社(神戸市) - 奈良期の創建、明石郡の語源か、『万葉集』に詠まれた地とも
堤根神社(門真市) - 日本最古の茨田堤の建造で祖神を奉斎、ひょうたん絵馬や浮守

八劔神社(蒲郡市) - 平安期創建、頼朝が再興、家康が二度参拝、10月奇祭・三谷祭
久麻久神社(八ツ面町) - 崇神朝の創祀、大宝年間に牛頭天王勧請、室町期社殿が重文
都夫久美神社 - 物部氏の積組連が祖神を奉斎、中世以降に衰微、明治合祀も昭和復興
諏訪神社(一色町) - 戦国期創建、海魔退散で始められた三河一色大提灯まつりは8月
春日神社(春日町) - 鎌倉期の創建、地名由来、豊島氏や海老名氏の崇敬

御前原石立命神社 - そら豆のタブー、現在は本社三殿で早良親王と春日神を祀る
愛宕神社(入間市) - もとは神明社、新田義興の首塚と松、十三塚、毎月27日に骨董市
桜実神社(榛原笠間) - もとは神祇官の御坐祭神八座の一つ、20年改築、戦国期棟札
墨坂神社(八幡) - 飛鳥朝創建、平安期に八幡を合祀、武田信玄や藩主堀家の崇敬
安房神社(小山市) - 忌部氏が阿波から安房へ、安房からたどり着いた地、小山氏の崇敬

胸形神社(鹿沼市) - 六つの奇跡の井戸を奉斎、女体権現とも、式内「村桧神社」論社
立里荒神社 - 日本三荒神の一つ、空海創建の高野山奥社、ずらりと並んだ鳥居
比自岐神社 - 天皇の殯宮に奉仕した比自岐和気氏の祖神、7月第4日曜日に祇園祭
氷川神社(東新町) - 上板橋村の鎮守、別当は長命寺、文化財の農具など郷土資料館
陽夫多神社 - 宣化朝の創建、高松橋、羯鼓踊り・裸々押し・祇園祭など伝統行事

大島稲荷神社 - 江戸前期に京都伏見を勧請、松尾芭蕉・小林一茶ゆかり、例祭は9月
桜実神社(菟田野) - 神武天皇が東遷で植えた八ッ房杉、菟田の高城の伝承地「宇陀之穿」
椋下神社 - 「くらげ」奈良期直前に神武東征で活躍した高倉下命を奉斎
阿波神社(伊賀市) - 仲哀天皇の斎宮? 阿波君の祖神? 杉尾大明神の式内古社
葦神社(伊賀市) - 孝霊朝に顕現、三社が分離・習合、別府明神と称された式内社

比地神社(伊賀市) - 高土之宮、神戸神社に合祀されるが社殿残り復社した式内社
高瀬神社(伊賀市) - 藏鍵明神・鍵取明神と称された蔵鍵社を合祀、式内は前谷の地?
丸子神社・浅間神社 - 式内丸子社が明治期に浅間社と合併して一扉二社の神社に
植木神社 - 植木牛頭天王、7月最終土日の祇園祭は巡行と神輿の舞が有名
花垣神社 - もとは春日社、春日大社の神が見たいと宣った八重桜、芭蕉も一句

鴨神社(川西市) - 加茂遺跡に鎮座、鴨君、あるいは鴨祝部の祖神を奉斎、10月に例祭
大斎原 - 熊野本宮大社の旧地、中四社・下四社と式内論社の境内社、大鳥居
穂見諏訪十五所神社 - 武田信虎が諏訪神を勧請、厳修命じた御筒粥神事が今も続く
為那都比古神社 - 「萱野の大宮さん」平安期に別殿、明治期に合祀、旧地に巨岩
石上神社(東松島市) - 東日本大震災の津波被害が甚大、鳴瀬川河口部の岩が御神体

龍口神社 - 江戸前期の創祀、明治に式内論社で巨岩の「石神社」を合祀
愛宕神社(江東区大島) - もとは成願寺境内社、村民移住で遷座、小林一茶旧居とも
桑原神社(桑野本) - 桑原臣の祖を仁賢朝に奉斎、樹高44メートルの大イチョウ
竹神社(明和町) - 倭姫命の巡行に供奉した竹連の祖、後に伊勢斎王の居住地
萩原神社(堺市) - 荻原天神、「太陽の道」日置、10月だんじり、1月に十日戎

志野神社 - 『日本書紀』の「小竹宮」伝承地、江戸初期に怪異あり復興
佐和良義神社 - 旧沢良宜の地、東奈良遺跡や銅鐸、鋳造工房跡で奉斎される神
畠田神社(明和町) - 明治に多数の式内を合祀、『倭姫命世記』の兵名胡神社も?
大國玉神社(松阪市) - 神宮へ若菜を供する若菜御薗の御厨、式内含む八社を合祀
愛宕神社(堺市中区) - もとは「いなひかり」式内「火雷神社」旧地、愛宕神を勧請

津田神社(多気町) - もとは式内「林神社」、明治に式内論社含む村内40社を合祀
丸山神社(港区) - 家康の命で創建、後に二本榎に遷座、罹災しない不思議な御神体
八木神社(三条市) - 八木山・八木ケ鼻と門守、新田氏ゆかり、大蛇伝説の社を合祀
亀出神社 - 香取神社が兼務、亀出稲荷神社と愛宕神社、草分稲荷神社を合祀
阿久刀神社 - 『古事記』奴理能美の裔の阿久刀連、霊験あらたか御神木ムクノキ

蒲原神社 - 「蒲原の六郎さま」、鎌倉時代の神事が今に伝わる五社神社、「蒲原まつり」
白山神社(沼垂) - 用明朝、あるいは飛鳥期の創建、遷座繰り返す、8月に喧嘩灯篭
熊野神社(青山) - 紀州藩江戸邸内の祈願所、町民の願いで遷座、盛大な祭礼
亀山神社(亀山市) - 亀山城址、真澂神社とも、式内「真木尾神社」を合祀、心形刀流
射山神社 - 伊勢内宮の「七栗御園」と温泉、長命水「榊の井」と湯立神事

元狭山神社 - 大正期に埼玉県入間郡元狭山村の四つの神社を合併、高根囃子など
中島惣社 - 飛鳥朝に五穀豊穣が祈願された食物神の女神、中島郷48ヶ村の親宮
猪名部神社(大安町) - 天平年間の勧請、大正期に応仁年間勧請の八坂社を合祀
鳥取山田神社 - 神宮「山田御厨」の地、物部に仕えた捕鳥部万の祖、クスノキ
宇賀神社(桑名市) - 多度山の東の登山口とシイの巨木群、縣の神「天田社」

辰水神社 - 「ジャンボ干支」美里龍神太鼓が有名、式内・船山神社などを合祀
丹生神社(多気町) - 縄文からの丹生鉱山、祈雨・祈晴の神、神宮古材と伊勢椿
野々宮神社 - 「火の宮」、菅原道真は「文字の神」、10月にだんじり宮入
箭代神社 - 天皇三代の祖父で武神を祀る、初詣に「お鏡あられ」の振る舞い
岸城神社 - 岸和田城三ノ丸、9月に岸和田祭、急坂を一気に駆け上がるだんじり

矢奈比賣神社 - 国史記載の見付天神、旧暦8月の裸祭、つつじ公園と霊犬悉平太郎
猪名部神社(藤原町) - 時の天皇に「自分は弟子」と言わしめた春澄善縄が住んだ地
鳥取神社(東員町) - 鳥取連の祖神で諏訪社、祖神の子を混同? イヌナシの木
多太神社(小松市) - 継体天皇の勧請、実盛の兜と7月にまつり、初詣はかぶと鍋
愛宕神社(舘山寺町) - 弘法大師開基の舘山寺に隣接、その開基以前に鎮座の古社

武部八幡宮 - 日本武尊の武部、平安期に八幡勧請、10月に引灯篭や神楽の行列
三社神社(大阪市) - 元禄期に勧請された三社宮、7月夏祭りで太鼓の宮入り
小河内神社 - 水没の各社を合併、奥多摩湖の半島状の地に鎮座、9月に鹿島踊
高杜神社(中野市) - 高社山頂の奥社と中社・里社の三社、太々神楽と宣澄踊り
高杜神社(高山村) - 諏訪神の第八子、江戸期社殿・本殿、善光寺平随一の杉並木

和田八幡宮(浜田市) - 鎌倉期の勧請、境内に式内論社、『天然コケッコー』
穴石神社 - 穴師の神か、風神か、もとは天津社、1月に川に綱を渡す神事
真木山神社 - 和銅3年以前の創祀、白石明神とも、4月に江戸中期以来の能楽奉納
須智荒木神社 - 安寧皇子を祖神とする一族が開拓し奉斎、伊賀五大社、芭蕉も一句
射手神社 - 義経が祈願、西行が詠んだ弓・武の神、室町初期の十三重塔

比々岐神社 - 飛鳥朝の創立とも、北山・上津八幡宮、伊賀の乱で白龍現れ焼失回避
小田神社(橋本市) - 小田連の祖の物部氏を奉斎、天野大社に匹敵、江戸期再興
守田神社(七二会) - 鎌倉期に植えられたスギの御神木、江戸後期からのおねり
荒田神社(岩出市) - 荒田直の祖神を奉斎か、6ヶ村の産土神、末社124社の大社
染羽天石勝神社 - 春日族が岩神を奉斎、瀧蔵権現、桃山時代の本殿が重要文化財

久氐比古神社 - 奈良朝の大干ばつで霊験、剣神社とも、4月に遺風のオケラ餅神事
中和神社 - 「くるまどさん」牛馬の神が惑星探査機「はやぶさ」を救う
五社神社(大阪市) - 元禄期勧請、腫物平癒「城島のくさ神」、10月中嶋梵天太鼓
愛宕神社(上野愛宕町) - 江戸初期、藤堂高虎が寄進、大壇那としての神殿が現存
奥山愛宕神社 - 江戸初期の勧請、ブナ原生林、林立する赤鳥居と幟、苔むした石段

春日神社(上新庄) - 榊の大木を奉斎、桃山期にならを勧請、クスノキや土俵
田守神社(伊賀市) - 伊賀臣が祖神を奉斎か、吉田神社の地に遷座、10月に秋祭
佐志能神社(笠間) - 佐白山山頂の笠間城跡、三白権現、僧兵の争いにちなむ大黒石
深江稲荷神社 - 垂仁朝に大和から笠縫氏が移住、奈良期に稲荷勧請、秀頼が改築
雨祈神社 - 祈雨・止雨の神、内陣に祈祷用の円石を安置、龍神でマムシ除けの神

庭田神社 - 『播磨国風土記』記載の日本初の日本酒醸造の地「ぬくい川」と霊石
酒屋神社(京田辺市) - 神功皇后伝承、中臣酒屋連と佐牙神社との関係、明治期本殿
宇智神社 - 真言宗安生寺に隣接する国生明神、内臣の祖神か、郡内唯一の郷社
室城神社 - 聖武天皇の時代に創建、その際からの矢形餅、根強い火除けの信仰
鹽竈神社(港区) - 仙台藩4代藩主が江戸屋敷に勧請・奉斎、安産守護の霊験

月洲神社 - 江戸中期の新田開発、8月例祭に神楽獅子、イスノキ・クスノキの巨木
飯倉熊野神社 - 奈良期の勧請とも、太田道灌の再建、島崎藤村のお気に入りの地
佐々尾神社 - 平安後期の仏像は宝林寺で安置、境内に乳と砥石の神、愛宕信仰も
猿田彦神社(右京区) - 平安初期に顕現・創建、山ノ内庚申、各種授与品が有名
西葛城神社 - もとは深谷神社、明治期に全村合祀、大正期に楠神社の地に遷座

春日神社(茄子作) - 室町期に奈良を勧請、茄子図案の御朱印、なすの独自キャラ
山王神社(厚利) - 創祀や沿革は不詳、鎌倉期に後鳥羽院寄進で日吉大社神領
伊文神社 - 平安期に皇族が当地に移住して遷座、数百年の歴史ある西尾祇園祭
常盤台天祖神社 - 祭祀は古墳初期から? 旧上板橋村の鎮守、9月渡御、12月熊手市
春日神社(小野原西) - 奈良期に創祀、平安期に春日社に、10月に神輿と太鼓の巡行

田柄愛宕神社 - 慶長期に山城を勧請、7月24日例大祭は金魚市、シラカシなど木々
大泉氷川神社 - 鎌倉期の創建とも、境内の稲荷社に江戸期の御手洗石や石鳥居
現人神社 - 神功皇后の前に姿を現した神、住吉三神の本津宮、住吉神社の元宮
生野八坂神社 - 林津・速志都とも呼ばれた林寺の氏神、昭和に復社、だんじり新調
若宮神社(日野市) - 高幡不動の東、脇士像制作の旅僧が消えた地、愛宕社合祀

春日神社(宮山町) - 平安前期に修繕の「つつじの杜」、4月につつじ園が開園
千ヶ瀬神社 - 出雲大社を勧請、後に稲荷社、神明社と合併、シイノキの巨樹
友田御嶽神社 - 大荷田丘陵の東の金峯山蔵王権現、室町期の鰐口や室町以来の獅子舞
杣保葛神社 - 愛宕社の杣保神社と牛頭天王の葛神社が合併、古式残す4月例大祭
柚木愛宕神社 - 愛宕山中腹、春に長い石段の両端に咲き誇るツツジが有名な古社

愛宕神社(あきる野市) - 大悲願寺の西方に鎮座、旧参道入り口に五輪塔と五輪地蔵
高尾神社(あきる野市) - 主神は迦具土神、相殿に牛頭天王、境内に軍茶利明王社
森浅間神社 - 鎌倉幕府の陣屋跡、親王権現、8月例祭は大御輿と鮮やかな山車巡行
愛宕神社(足立区) - 都内愛宕三社の一つ、東京東部では唯一、江戸後期文化財
大戸神社(川崎市) - 戦国期に信濃国戸隠大明神を勧請、珍しい砲弾抱える狛犬

一言主神社(常総市) - 平安期に大和を勧請、三岐の竹、9月に伝統の花火祭り
宮益御嶽神社 - 室町初期の勧請、「炙り不動」、日本狼狛犬、区内唯一の酉の市
浅間神社(公所) - 頼朝の創建、義経の財宝伝説、鶴間神社とも、江戸期棟札
多田神社(中野区) - 頼義・義家父子が創祀とも、旧雑色村の鎮守、各種お守り
大御食神社 - 日本武尊と御蔭杉、妃にちなんだ美女ヶ森、9月に大規模な獅子練り

高取神明宮 - 南北朝初期の創建、伊雑宮の神々、10月第4日曜日におまんと祭り
大宮五十鈴神社 - 応神朝に熱田・伊勢・諏訪を勧請、9月秋分の日に圧巻の三国花火
尾津神社(戸津) - 尾津の一松の候補地の一つ、多度川南岸、尾津別の本拠地
舟着社 - 日本武尊が東征で船出した船着き場とも、現在は多度神社例祭の御旅所
鳥頭神社(三島) - 精緻な社殿彫刻、4月太々神楽、11月道中獅子の「四戸の獅子舞」

中山神社(高山村) - 平安期に南宮大社を勧請、破敵明神・半手木鎮守、大スギ
三宅神社(三宅町) - 式内論社の正一位手力明神、明治までは加和良神社とも
川神社(鈴鹿市) - 江戸初期の棟札が現存、甘雨を降らし、長雨を止める神
矢来町秋葉神社 - 町名由来の酒井忠勝の下屋敷の邸内社、火除、境内に正雪地蔵尊
秋葉神社(新宿区) - 新宿御苑前駅、新宿通り沿いに鎮座、隣は消防署の火伏せの神

飯野神社(三日市) - 戦国期に式内を合祀した式内、信長兵火生き抜いた大クス
楠郷総社神明社 - 南北朝期に楠山城初代城主が信州を勧請、河曲郡式内の見方も
大綱金刀比羅神社 - 頼朝を安房に渡した勝軍飯綱大権現、天狗、横浜のこんぴらさん
八幡神社(福井市片粕町) - もとは白山社で五社宮、十六羅漢石仏と藤神様
越知神社(越前町) - 泰澄ゆかりの越知山、中世は隆昌、江戸期復興の式内論社

戸榛名神社 - 奈良朝の創祀、榛名神社そのもの、あるいは旧地、群馬八郎の父
藤江神社 - 須賀川の氾濫鎮めに出雲を勧請、八ッ頭だんつく獅子舞とおまんと
知波夜比古神社(三良坂町) - 天孫降臨で神宝の箱を持った神、三渓郡惣社
蘇羅比古神社(川西町) - 旧高村、もとは高町川西と呼ばれた地、江戸中期には小祠
荒神社 - 神子原の地、式内・多理比理神社の旧地? 吉備津神社が合祀

赤城神社(横室) - 平安前期の勧請とも、前橋城の鬼門守護、歴代藩主の崇敬
秋葉神社(港区北青山) - 江戸時代後期の創立、登記は稲荷神社、火防の神として尊崇
吾妻神社(中之条町) - 和利宮、吾妻七社明神の一つ、拝殿彫刻や献額・絵馬・算額
北桑名神社 - もとは三崎神明社、神宮お蔭参り、式内二社などを合祀して改称
熊野神社(壱岐市) - 湯本温泉の湯屋権現、式内・阿多彌(あたみ)社の論社

伊勢町伊勢宮 - 江戸初期創立か、吾妻七社明神二社を合祀、伊勢町太々神楽
中之条伊勢宮 - 桃山期に創立、江戸初期遷座、8月中之条祇園祭りや1月鳥追い祭
関神社(亀山市) - 鈴鹿山麓七郷総社の笛吹大神社、熊野神社、「関の山」夏祭り
江神社(亀山市) - 祈雨・止雨、闇淵の龍神伝承、鈴宮江の森に鎮座、江戸初期に遷座
神神社(総社市) - 三輪山明神、もとは宮山古墳のある高梁川東岸の三輪の地

大木神社(鈴鹿市) - 青木明神とも、天王祭の天王社同殿、末社に石薬師の蒲桜
川田八幡神社 - 忌部三女神、鎌倉初期の棟札、10月例祭は勇壮な屋台と特殊な神事
埜神社(豊田市) - 野神社とも、もとは野社明神・天神、野口雨情、コウヨウザン
野見神社(野見山町) - 垂仁朝の創祀、土師氏の痕跡・古窯跡も、名勝旧跡の標柱
日長神社(岡崎市) - 日久良志の里・日奈加島に日向国の神を勧請した式内論社

糟目春日神社 - 持統天皇鳥狩の地、万葉集の「陶の原野」、明治初期に式内の認定
奈古神社 - 瓊々杵尊の降臨地、成務朝に合祀、春神楽の舞と三千日垢離成就塔
葭島神社 - もとは小松城中葭島に鎮座、前田利常ゆかりの五穀寺、見事な社殿
蟻通神社(田辺市) - 奈良朝創建の御霊さん、10月に半月の湊祭、獅子舞と渡御
大飯神社 - 農業始め「鍬立」の神を祀る七社大明神、珍しいバリアフリーの境内

新鞍神社 - 賊椋・利椋・得良の系譜か? 明治期に式内論社・山神神社を合祀
白倉神社 - 金光山の「お天狗さま」、明治以来伝統の太々神楽を継承
天神社(若狭町相田) - 江戸後期に1000年祭、大椎大権現とも、4月2日に王の舞
新羅神社(南越前町) - 新羅の守護神? 新羅三郎? 式内・信露貴彦神社の論社
倉賀野神社 - 崇神朝の創祀のクニタマさま、「飯玉縁起」飯玉大明神、飯玉さま

飯玉神社(前橋市広瀬町) - 上毛野君の前橋天神山大古墳群、円墳墳頂に鎮座
賀茂波爾神社 - 土器製作の祖神、江戸期に赤の宮稲荷を勧請、明治に下鴨境外摂社
多祁伊奈太岐佐耶布都神社 - 岩屋権現・岩穴宮、稲田氏の剣を奉じた一族
温泉神社(大田原市) - 舒明朝の創建、那須余一が分霊・再建、歴代黒羽藩主の崇敬
闇見神社 - 若狭耳別の祖の母、倉見庄の総鎮守、4月に県指定の神事・奇祭

愛宕神社(亀岡市) - 愛宕山の勧請元とされる愛宕本宮、鎌倉後期の本殿が重文
須倍神社 - 都田御厨の地、内宮と外宮、69社合祀、10月例大祭で山車引き回し
大野日吉神社 - 奈良朝創祀の古社、7月山王祭で山王悪魔払・獅子舞・神幸・奴行列
大東神社(伊勢崎市) - 崇神朝に創建、郡都奈明神・生野大明神、旗本久永氏陣屋跡
村岳神社 - 太刀宮の神の臣下で神谷神社の社地選定、神が隠れた剣岩、大根の風習

賣布神社(網野町) - 田道間守が創祀、鎌倉後期に祇園勧請、江戸前期の本殿
賣布神社(久美浜町) - 垂仁朝の創祀、船石伝承、通称は長船大明神、江戸期本殿
物部神社(津市) - 新家の地、ムクノキの巨樹の天王森に鎮座する山辺の宮
八所神社(豊山町) - 当地開拓の物部氏の一族が奉祀した物部神社、室町期の狛犬
三重神社(京丹後市) - 酒戸古神社、明治期に三村社が合併して式内社名に改称

皇足穂命神社諏訪社合殿 - 三韓征伐時に諏訪を皇足穂ノ宮に勧請、江戸前期本殿
氷鉋斗賣神社 - 川中島の戦いで荒廃、江戸期の洪水で流出、安曇族の祖を祀る社
白山神社(二子町) - 味美二子山古墳鎮座の物部神社を合祀、7月に味美総天王祭
網野神社 - 室町期に現在地に遷座、浦島太郎のモデルなどを合併、7月に火祭り
石井神社(西山町) - 長尾為景を助けた十二明神、9月には神楽「大和舞」奉納

溝谷神社 - 崇神朝創祀の新羅大明神、相殿に式内・奈具神社、明智光秀の石燈籠
阿比多神社 - 飛鳥朝に幣帛、源頼義が祈願、順徳上皇が参拝、7月上旬に神輿渡御
水嶋磯部神社(梨平) - 飛鳥朝に磯部臣が祀った式内論社、謙信の頃に武神を祀る社へ
比佐豆知神社(津市) - 社宝の古い型の高麗狛犬、藤堂高次が愛宕を勧請、龍神灯籠
比佐豆知菅原神社 - もとはヒサツ畑、草生城築城で遷座、鎮護の草生天神、3月天神祭

五泉八幡宮 - 五泉城跡、平安前期の勧請、式内の小布勢、宇都良波志か、廣海歌碑
置染神社 - もと長谷置染連の氏神、伊勢平氏ゆかりの地かつ氏神、清盛祖父の墓
美濃夜神社 - 景行朝の創祀とも、水之祖の溝渕大明神、雲林院以前からの崇敬
須賀神社(松阪市嬉野権現前町) - 倭姫命が創建、もと須加権現、初瀬街道の導きの神
星川神社(桑名市) - 大和から移住の星川氏が開拓、交易盛んな地、東に星川城址

石神社(いなべ市藤原町) - 石灰石産出の地、平安前期の創立、ケヤキやカゴノキ
石神社(いなべ市北勢町) - 山神とも八幡宮とも、出雲国飯石神社の御祭神を祀る
多為神社(津市) - 田井連らの祖の物部小事、正天神社、今は天之穗日命が主神
彌尼布理神社 - 平安初期の創建、五穀を司る神、50年ごとの造営、稲の自生の伝承
深田神社(鈴鹿市) - 深田郷、若松御厨で近世までは神明宮とも、毎月の宅神祭

波氐神社(津市) - 矢頭山藏王権現、往時の三社体制の本宮の地、奥社に大スギ
小山神社(桑名市) - 当地豪族の小山連が祖神を祀る、近世には「日光八龍社」
深江神社(桑名市) - 西に西林寺と円墳、県大明神を奉斎、織田信長の兵火で衰微
弥牟居神社 - もとは水深(みぶけ)? 安楽郷の総社、長らく尾崎天王、明治合祀
明神社(津市芸濃町) - 伊勢内宮神領「舟底田御薗」、式内・志婆加支神社とも

酒井神社(鈴鹿市郡山町) - 酒が湧き、川をなした伝承、3年に一度の式年獅子舞
荻原神社(大台町) - 式内・榎村神社の八柱神社、旧満蒙開拓団の双龍神社を合祀
下外城田神社 - 旧下外城田村各字に鎮座した各社を合併、明治42年に遷座祭を斎行
廣幡神社(菰野町) - 菰野藩主が子の全快で勧請した正八幡宮、江田社などを合祀
下野尻春日神社 - 「石に御霊を留座する神」以前は投石神事、今は獅子舞

庄内神社(鈴鹿市) - 式内・天一鍬田神社、八島明神とも、明治期に合祀で改称
足見田神社 - 神宮とのかかわり、7月に水まつり「諏訪おどり」、5月に新茶まつり
川添神社 - 式内・相鹿牟山神社、「ごみかけの宮」2月に奇祭・五身懸祭
西外城田神社 - 宇治土公が奉祀の八柱神社とも、式内参考社の森庄八柱神社を合祀
天高市神社 - 天の岩戸で八百萬の神々が相談した地、中世からは八幡、さなぶり祭

玉列神社 - 大神神社祭神の御子神を祀る摂社、3月に椿まつりがある玉椿大明神
阿須利神社 - 八岐大蛇が「あせった」地とも、風土記所載式内社、10月に秋祭り
高階社(氷見市) - 伊須流岐比古神社にならった国境の高峰の五社大権現、門杉
巖谷門神社 - もとは白山社、式内・荊波神社とも、明治期の合祀で改称、弁慶岩
神田神社(東白川村) - 奈良初期の創建、南北朝期来の再建、平成に「絆山車」復活

鵜甘神社(越前市片屋町) - 今立郡の式内論社も立地は丹生郡、7月にあたご火祭り
忍坂坐生根神社 - 額田部氏ゆかりの生根薬、自然石21個の磐座「石神」が御神体
坂本神社諏訪社 - 飛鳥朝創祀の式内・坂本神社、南北朝期に火災で移転、諏訪神勧請
日野神社(越前市) - 越前富士・日野山への信仰、式内・兄子神社とも、古代神楽

【主な御神徳(ご利益)】
火難除け・郷土守護、鍛冶・金属精錬・陶器業の神

【パズドラ】 
No.132 カグツチ
No.133 ヒノカグツチ
No.755 紅蓮龍神・ヒノカグツチ
No.756 焔獄蛇神・ヒノカグツチ